巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

2012-01-01から1年間の記事一覧

化け物屋敷物語 最終日3 そしてみんな泣いた!

最終日、ヨシムラさんや山口敏太郎さんはお化け屋敷2階にある劇場でライブやトークショーをやっていた。 ヨシムラさんがスタッフは全員、2階に上がってきて一緒にライブの時間を共有しようということだったんだけど、遅れてくる人もいれば途中で帰る人もいる…

化け物屋敷物語 最終日2

最終日、お化け屋敷に来たお客さまはラッキーだったかも知れない。 なんといっても、その日、10名近いお化け役が結集したからだ。 つまりお化け屋敷内で、お客さまを10名くらいの化け物どもが脅かし取り囲むのである。 もちろん、わたくしも化け物として参加…

化け物屋敷物語 最終日1 

お化け屋敷の最後の週、ぼくはみんなにいった。「今週でお化け屋敷は終わりだからさ、みんな最高のパフォーマンスをみせてくれ! 最終日に9月23日はもうお祭りになっちゃうから、その前日がみんなの千秋楽だ!」 そして最終日がきた。 お化け屋敷に出勤した…

化け物屋敷物語 まかない天国

どうもこんにちわ。さすらいの美食家、ビーフストロガノフ巨椋です。 こう見えてわたくしはこれまで『テーブルマナーの基本』 (※これは一流のホテルマン教育研修のためのいわば教科書なのだ) 『まんがコンビニクッキング』 (※これは貧乏な君たちのような…

化け物屋敷物語 イベント

岐阜柳ヶ瀬のお化け屋敷「恐怖の細道」では、頻繁にイベントをやった。 お化け屋敷自体がイベントなのだが、さらに我々は路上ライブ、プロレス、トークショー、菓子撒きなどなどを行ったのだ。 イベント中、お化け屋敷をクローズしたり、スタッフがそちらに…

化け物屋敷物語 お化け屋敷にきた人々

お化け屋敷「恐怖の細道」は、ぼくが最初に来た頃は来客数1日140人程度だった。 それが200人、300人と徐々に増えだしていったんだね。 ある日、その日お休みしていたスタッフから「今日は何人でした?」というメールがきて「祝! 今日は新記録! 230人超えた…

化け物屋敷物語 ぼくたちが体験した怪奇現象3

お化け屋敷のミステリースポットに立っているマネキンくんには、ほんと往生こいたわ。 そもそもコイツ! こいつは、なぜかいつも上着が脱げやがるのだよ。 で、他のスタッフもコイツの近くにあまり寄りたくないもんだから 「屋敷長! またマネキンの服が脱げ…

化け物屋敷物語 ぼくたちが体験した怪奇現象2

そう、このお化け屋敷にはもう一箇所ミステリースポットがあった。 それはここである。 お化け屋敷の設定では、現代から昭和、昭和から戦中へとタイプスリップしていくというもの。この通りは、昭和後期から昭和前期、つまり戦時中に渡る道なのだが、その道…

化け物屋敷物語 ぼくたちが体験した怪奇現象

みなさんは超常現象を信じているだろうか? ちなみにぼくの周囲の人は巨椋修(おぐらおさむ)は超常現象否定派と思っているみたいだが、決してそんなことはない。 ただ、何でもかんでも鵜呑みにする気はない。 むしろ超常現象は疑ってかかるのが正しい。 そ…

化け物屋敷物語 お化けたちはケガとも戦っていた

お化け屋敷の中は暗い。 お化け屋敷のバックヤードや通路はもっと狭くて暗い。 その中をお化けたちは全速力で疾走した。 ぼくがお化け屋敷に入ったのは開店3日後だが、すでに彼ら彼女たちは、疲労困憊していた。 それでも彼ら彼女たちは疾走し続けた。 最初…

化け物屋敷物語 彼らは暗闇の中を疾走した

おそらく我々が働いていたお化け屋敷ほど、お化けたちの運動量が多く、そして激しいお化け屋敷は世界のどこを探してもないに違いない。 それほどうちのお化けたちはお化け屋敷内の暗闇を走りに走った! 理由はカンタンだ。うちのお化け屋敷では、お化け役は…

化け物屋敷物語 お化け屋敷の中は地獄だった!

ふと思いだしてみる。 約70日間のお化け屋敷は楽しかったんだろうかと…… 実はすごく楽しかったのだ。おそらくこれまでなかったくらいに楽しかったのだ。 それなのに、いま思い出してみると、楽しかったのは1割か2割程度、「困ったな〜、どうしようかな〜」と…

「呪い面」の恐怖

こんな記事があった。 http://news.livedoor.com/article/detail/6824707/ 『アンビリバボー』で紹介された『呪い面』…画像だけでは呪いは無い 2012年08月04日20時59分提供:リアルライブ この日の放送は『禁断の恐怖 封印開封スペシャル!』と題し、夏なら…

岐阜の日々

岐阜にきて10日以上がたつ。ぼくの住まいは、お化け屋敷から徒歩分くらいのところにあるマンションである。当初、このマンションの広さに驚いた。4畳半ほどの洋室と25畳くらいの洋室である。リフォームしたばかりであるらしく綺麗な部屋である。ありが…

今日もテレビラジオの取材が!

我輩が屋敷長をやっているお化け屋敷、岐阜柳ヶ瀬の「恐怖の細道」が凄いことになってる!きょうも「朝スバ」だか「特ダネ」だかのテレビ取材が入ったのだ!それ以外にも、ラジオや新聞社の取材がドンドン入っているという注目度の高さ!数日前には、お台場…

お化け屋敷の屋敷長やってます。

さてさて、更新が遅れがちですまん!実は数日前より、岐阜にあるお化け屋敷の「屋敷長」をやっているのだよ。オレは子どもの頃から、特撮の怪人だの怪獣だのの「中の人」をやりたかったのだ。他にも当然、お化け屋敷の「中の人」つまり「お化けの役の人」と…

卵かけご飯の謎

以前、吾輩が「勘違いだらけの通説世界の食文化」 という名著を書いたとき、中にいれなかったエピソードがあるのだよ。 (うっかり忘れてまして……(苦笑)) それは、江戸時代に「TKG]こと「卵かけご飯」はなかったということだ。 卵かけご飯が食べられ…

WEBラジオ『山口敏太郎の日本大好き』2012年7月10日に出演してきました

WEBラジオ『山口敏太郎の日本大好き』2012年7月10日に出演してきました。 この番組は「FMサンキュー」「愛知北FM」なんかで放送しているらしいです。 司会はオカルト作家の山口敏太郎さん。 アシスタントは女優の牛抱せん夏さん。 なんでもダッキーこと牛抱…

第1回日本映画クリエイター協会短編映画祭会議でした

本日は【第1回日本映画クリエイター協会短編映画祭】の会議でありました。いやね、こんど我が「第1回日本映画クリエイター協会」で短編映画祭ってやつをやろうってことになってさ。それで日本映画クリエイター協会の7人の侍にね、「ひとつ短編映画をやってみ…

アダルト番組に出てきました!

アダルト番組に出てきました! 巨椋、昨日、スカパー!のアダルト番組『ヤンキー姉ちゃんのブッチメNEWS』なるものにゲスト出演してまいりました。ますは駅前でマネージャーさんと待ち合わせ。スタジオの場所を確認してからお茶をして、スタジオ入り控え室に…

選挙なんて行っても無駄だ!税金なんて払うな!

ちょっとおもしろい動画をあげよう。 2009年、民主党が政権をとる前の街頭演説です。うん、いまと120%近く違うなあ。(笑) 次に民主党が国民に約束したメニュフェストなるものを出してみましょう。 ・財源(=無駄の排除で16.8兆円ねん出出来る)・・・・…

音楽聞いたり酒飲んだり

日曜日、格闘技の練習を途中で抜けて東京文化会館で「ブラームス&ベートーヴェン」のコンサートに行ってきました。席がさ、最上階の5階だったのね。下をのぞいたら標高が高くてちょっとびびった。(笑)いや〜よかったよ〜。鳥肌たったよ〜。やっぱり音楽…

女神は口説かれるのを待っている

ある日、オレに何かと馴れ馴れしくしてくる女がいたのよ。見ると、なかなかいい女だったから、まずは前からナニして、その後後ろからもナニしてたのよ。そのとき、彼女の後頭部を見たらさ。 彼女の後頭部がつるつるにハゲてたんだよね。 それで、ああ、この…

【健康寿命】人生70年なのだなあ……

こんなニュースが出てた。 「健康寿命」女性1位、男性2位の静岡県 秘密は「お茶」か2012年06月30日07時00分 提供:NEWSポストセブン 日本人の平均寿命は長く世界トップレベルにあるが、その一方で認知症や寝たきりで介護が必要となる高齢者が増加し、大きな…

保守と革新が入れ替わる

政治を観ていて、ここ10年くらいでかつての「保守」と「革新」が入れ替わってきたなあと思ったりしている。保守とは辞書によると「旧来の風習・伝統・考え方などを重んじて守っていこうとすること」革新とは辞書によると「旧来の制度・組織・方法・習慣など…

WEBラジオ『山口敏太郎の日本大好き』に出演してきました!

WEBラジオ『山口敏太郎の日本大好き』に出演してきました。司会はオカルト作家の山口敏太郎さんと、怪談師の牛抱せん夏さん。(怪談師という言葉は、山口さんが作った言葉だそうです。言葉を作るとはスゴイね)なんでもこの番組ウェブだけではなく、FM数局で…

中国のニュースでオナホールが伝説のキノコと間違えられる

こんなニュースがあった。 西安市郊外の農村の井戸から謎のキノコが発見された、とのTVニュースで放映された物体が、どう見ても貫通式オナホール。 農村に暮らす中国人民はオナホールのことを知らなかったので、発見されたオナホールは「肉霊芝」という中国…

映画と格闘技の日々

15日(金) 友人の監督たちが撮ったオムニバス映画「世界で一番素敵なキス」を観てきた。 打ち上げにも参加。みなそれぞれおもしろかったけど、ぼく的には荒木憲司監督作品「吸女子」が特におもしろかったなあ。ってことで、打ち上げで荒木憲司監督と「吸女…

ケンカの話し

むかし習ったことのある格闘技の先生がこんなことをいっていた。 「若い頃は、ケンカでよく人の腕を折ったものだ」 終戦直後の荒れた時代に、若い頃を過ごし、また、“それなりの世界”にもいた人だから、本当のことだと思う。 武道や格闘技は、人を殺したり傷…

がきデカ マカロニ エロイカ

ぼくがエロスとバイオレンスの作家になろうと決心したのは、映画「エマニエル夫人」と「燃えよドラゴン」を思春期に観てしまったからです。 では漫画ではどんな作品から影響を受けたかというと、やっぱり永井豪の「デビルマン」 最終話近くに、恋人のミキち…