お化け屋敷「恐怖の細道」は、ぼくが最初に来た頃は来客数1日140人程度だった。
それが200人、300人と徐々に増えだしていったんだね。
ある日、その日お休みしていたスタッフから「今日は何人でした?」というメールがきて「祝! 今日は新記録! 230人超えたよ〜」なんてメールを返したことを覚えている。
ぼくたちの目標は、何とか400人を越えたいというものだった。
かなりがんばったんだけど、なかなか400人は越えられなかった。
お盆の日だったかな?
ヨシムラ代表が、ぼくにこういった。
「巨椋さん、なんとか400人の壁を越えたいんや。一度400人超えを経験したら、みんなその分だけ強くなれる。400人を越えたらそれが当たり前になる!」
その通りだった。ある日400人を越え、それが当たり前になった。みんな強くなった。
そして大勢のお客さまが文字通り“殺到”した。
どれくらい殺到したか?
次の写真を見て欲しい。
わかりにくいかな? ちょっとアップにしてみよう。
そう、5時間待ち!
休日のディズニーランドでもこんなに待たないじゃないかい!!! ってくらいのお客さまがやってきたのだ!
このお化け屋敷が大成功したのは、そんなスタッフたちの努力と、あとマスコミの力も大きかった。
話題が話題を呼んだのか、連日マスコミからの取材が殺到したのだ。
こんなこと、地方のイベントではまずないわ〜!!(笑)
5時間待ちってことは、午後3時で受付をクローズしなければならないってこと!
開店が11時で8時閉店だから、開店後4時間でもうお客さまが入れないくらいの大人気だったのだ!
実際に午後2時とか3時に予約をいったん打ち切らないといけないくらいだった。
お客さまが殺到したとき、ヨシムラ代表がいみじくもこういった。
「いやあ、あのときは受付で暴動が起こるかと思ったよ、お客さんが受付に押し寄せてきて……」
それくらいの人気だったのだ。
大人気になった裏には、メディアが取り上げてくれたことも大きい。
地元の新聞テレビだけではなく、みのもんたさんの「朝ズバッ!」や小倉智昭さんの「とくダネ!」といった全国放送のワイドショーなども取材にきてくれた。
「これは革命ですね!」と大絶賛してくれた。
タレントの北野誠さんが、ラジオで紹介してくれて、しかも定休日の日にお化け屋敷貸切パーティーをやってくれたりもした。
コメディアンの島田秀平さんも来た。
政治家の野田聖子さんは2回もきてくれた。
9歳長男は棄権、6歳娘、3歳末っ子は阿鼻叫喚。最初に鵜飼船に乗るところが良く出来ていて本当に怖いお化け屋敷でした。大盛況、大行列でしたよ。
とコメントしてくれたりもした。
「Mr.サンデー」も取り上げてくれた。
そうそう、最終日だったかな。
http://www.tv-tokyo.co.jp/pochitama/
(「ポチたま」は東京なら多分、今月放送されると思う)
まあそんなこんなで、本当にいろいろな人がきてくれて、最初、お客さま総数1万5000人を目標にしていたのだけど(ホンネでは1万人入ればおんのじくらいにおもっていたのだけど)、それをはるかに超す1万8000人近くの人が来てくれました。
ちなみにリタイヤ数は千人を越えましたから、18人に1人が途中退場したわけです。
しかも数時間待って入ったあげく……
どんだけ怖いお化け屋敷だったんだろ。(笑)
お客さま、ほんとほんとありがとうございました。
そしてスタッフさん、実行委員会のみなさん、かかわってくれたすべての方に感謝感謝です。
ありがとうございました!
※あ、写真は関係者さんたちのを無断で使っちゃいました。ごめんね〜