巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

再録富山奇行4 富山名物とは?

※これは10年前、自主映画「不登校の真実」を撮ったときの日記。 久しぶりに読んだら面白かったのでアップします。(笑) そもそもオレはラジオの収録現場などテレビドラマや映画のシーンでしか見たことがない。まあ、収録は数日先のことだから、あまり深く…

再録「富山奇行3 さあ怒涛の時間のはじまりです

※これは10年前、自主映画「不登校の真実」を撮ったときの日記。久しぶりに読んだら面白かったのでアップします。(笑) 男子トイレ……そう書かれたドアを、K先生はサワヤカな笑顔で開けてくださった。と、そこには……、総タイル張りの床。コンクリートの壁…

再録「富山奇行2 そして空前絶後の旅がはじまった」

※これは10年前、自主映画「不登校の真実」を撮ったときの日記。久しぶりに読んだら面白かったのでアップします。(笑) 「あのな……」と、オレはアベにいった。「もう一度いっておくけど、この映画は、自主映画で、スタッフ、キャストは一文も出ないどころ…

再録「富山奇行1 アベの悲劇」

再録「富山奇行1 アベの悲劇」 ※これは10年前、自主映画「不登校の真実」を撮ったときの日記。 久しぶりに読んだら面白かったのでアップします。(笑) 2002年9月12日午前11時、オレは東京駅にいた。 目的は、富山県に行くことである。 富山で、…

日本人の8人に1人が2012年に人類滅亡を信じているらしい

調査会社のイプソス社が、「生きているうちに世界の終わりが来ると思うか」という調査を世界21カ国1万6262人を対象に行ったという。 それによると世界全体では約15%の人が、生きているうちに世界の終わりが来ると思っているらしい。 いわゆるマヤ暦の「2012…

運命はあるんじゃないかと思いはじめている

うん‐めい【運命】人間の意志を超越して人に幸、不幸を与える力。また、その力によってめぐってくる幸、不幸のめぐりあわせ。 しゅく‐めい【宿命】生まれる前の世から定まっている人間の運命。 −大辞泉より− 最近、運命や宿命というものがあるんじゃないかと…

霊にとり憑かれた男

どうも左道隠れ切支丹陰陽道陽明門流の巨椋修(おぐらおさむ)です。 お化け屋敷にいたころ、お化け役の大学生が霊にとり憑かれてしまった男がいる。 こいつだ! お化け屋敷には、座敷わらしが憑いているといわれている女の子の人形で、お化け屋敷の人たちが…

精一杯

やっているときに女の子から もっと奥まで〜 なんていわれたとき、精一杯だったら、ちょっとつらいだろうな……

ムトーさんのこと

一週間前、岐阜にいってきたんですよ。 夏だった岐阜はすでに晩秋。いえ、すでに初冬の寒さでした。 お化け屋敷も から、こんな感じに。 ぼくはお化け屋敷代表のヨシムラさんや、プロデューサーで岐阜に滞在していた山口敏太郎夫妻と中華屋で一杯。 岐阜って…

目玉焼きの歴史

この前、目玉焼きを作ろうと思って、卵を割ったら双子ちゃんでした。 最近、双子の卵ってめずらしいよねえ。 いまや卵っていうのは、ほとんど工業製品化されていて、規格にに外れた卵ってのはハネられてしまうらしいんですね。 双子の卵の場合、産むのは若い…

美味しいと思う心

ときどき思うんだけどさ、多くの人に【美味(おい)しい】ということを大切にしてほしいと思っているんです。 なにが? ってみんな思うかも知れないけれど、【美味しいという感覚】はその人、個人の感覚なんですね。 だから他人が【美味しい】と思ったものが…

化け物屋敷物語 最終日4 そしてぼくらの70日間戦争は終わった

最終日、「やながもんナイト2」というライブが終わると、打ち上げとなった。 事務局長のムトーさんがお寿司の出前をとってくださり、みんな飲みに飲んだ。 もはや言語道断歩行者横断、奇妙キテレツ奇奇怪怪の大騒ぎである! しかしはしゃぎすぎて、立たされ…

化け物屋敷物語 最終日3 そしてみんな泣いた!

最終日、ヨシムラさんや山口敏太郎さんはお化け屋敷2階にある劇場でライブやトークショーをやっていた。 ヨシムラさんがスタッフは全員、2階に上がってきて一緒にライブの時間を共有しようということだったんだけど、遅れてくる人もいれば途中で帰る人もいる…

化け物屋敷物語 最終日2

最終日、お化け屋敷に来たお客さまはラッキーだったかも知れない。 なんといっても、その日、10名近いお化け役が結集したからだ。 つまりお化け屋敷内で、お客さまを10名くらいの化け物どもが脅かし取り囲むのである。 もちろん、わたくしも化け物として参加…

化け物屋敷物語 最終日1 

お化け屋敷の最後の週、ぼくはみんなにいった。「今週でお化け屋敷は終わりだからさ、みんな最高のパフォーマンスをみせてくれ! 最終日に9月23日はもうお祭りになっちゃうから、その前日がみんなの千秋楽だ!」 そして最終日がきた。 お化け屋敷に出勤した…

化け物屋敷物語 まかない天国

どうもこんにちわ。さすらいの美食家、ビーフストロガノフ巨椋です。 こう見えてわたくしはこれまで『テーブルマナーの基本』 (※これは一流のホテルマン教育研修のためのいわば教科書なのだ) 『まんがコンビニクッキング』 (※これは貧乏な君たちのような…

化け物屋敷物語 イベント

岐阜柳ヶ瀬のお化け屋敷「恐怖の細道」では、頻繁にイベントをやった。 お化け屋敷自体がイベントなのだが、さらに我々は路上ライブ、プロレス、トークショー、菓子撒きなどなどを行ったのだ。 イベント中、お化け屋敷をクローズしたり、スタッフがそちらに…

化け物屋敷物語 お化け屋敷にきた人々

お化け屋敷「恐怖の細道」は、ぼくが最初に来た頃は来客数1日140人程度だった。 それが200人、300人と徐々に増えだしていったんだね。 ある日、その日お休みしていたスタッフから「今日は何人でした?」というメールがきて「祝! 今日は新記録! 230人超えた…

化け物屋敷物語 ぼくたちが体験した怪奇現象3

お化け屋敷のミステリースポットに立っているマネキンくんには、ほんと往生こいたわ。 そもそもコイツ! こいつは、なぜかいつも上着が脱げやがるのだよ。 で、他のスタッフもコイツの近くにあまり寄りたくないもんだから 「屋敷長! またマネキンの服が脱げ…

化け物屋敷物語 ぼくたちが体験した怪奇現象2

そう、このお化け屋敷にはもう一箇所ミステリースポットがあった。 それはここである。 お化け屋敷の設定では、現代から昭和、昭和から戦中へとタイプスリップしていくというもの。この通りは、昭和後期から昭和前期、つまり戦時中に渡る道なのだが、その道…