人はパンのみで生きるのあらず!
肉だ! 血のしたたるような肉喰わせろ!
てえことでこんにちわ。真夜中の肉食獣、巨椋修です。
昨日、急に肉が喰いたくなって、ステーキを700グラムばかり買い、レアに焼いてモリモリ食べておりました。
さて、1981年、国家社会主義体制であったポーランドで、暴動が起こりそうになったことがあるのです。
理由は、肉の配給を20%カットしたことにある。
それに対して、主婦たちが怒ったのなんの、「パンをよこせ!」ではなく「肉喰わせろ!」と、暴動寸前になった。政府は戒厳令を発したほど。
実のところ、その頃のポーランド人の栄養状態が、悪かったということはなく、タンパク質もカロリーも、充分過ぎるほど摂っていたそうな。
タンパク質では、アメリカ人とほぼ同程度。カロリーは1日3000カロリーも摂取していたにもかかわらず……
摂取タンパク質がお肉ではなかったようで、そのためにポーランド人のおばさんは、カンカンに怒ってしまったというわけなのである。
かくのごとく、人類にとって肉というのは魅力的な食べ物で、日本人のように、タンパク質をお米から摂っている人種には、ちょっと理解しがたいけど、日本人が肉を喰わなくなった時代、日本人の身長はどんどん低くなって、江戸時代末期が、もっとも身長が低かったそうな。
最近、肉ばっかり食べていると、健康に良くないという説が有力であるが、日本の長寿者は、比較的肉を多く食べている人たちであるらしい。
考えてみれば、アメリカでとれる穀物の80%は、家畜の飼料として使われているのである。
つまり 肉は穀物だ!!
ケチャップはトマトでできているから、ケチャップは野菜だ!!
とんかつソースもタマネギが原料だから野菜だ!!
醤油は大豆だ!!
と、いうことで今日は、トンカツかハンバーグを食べる予定。
ああ、なんと健康的な食生活なのであろうか……
って、間違ってます?
ぼく間違ってますかぁ??
巨椋修(おぐらおさむ)拝