漫画『パーマン』を観ると、コピーロボットというのが出てくるじゃないですか。
あんなロボットを欲しいと思ったことのある人は、いっぱいいるはず!
それはアナタの影武者!
自分の代わりに、学校へ行ってくれたり、宿題をやってくれたり、あるいは働いてくれたりして、その間に、自分はマンガを読んだり、遊んだりできるんです!
そんなロボット欲しくないですか?
でも、そのロボットが、自分より、人格はもちろん、いろいろな意味で、ホンの少しづつ優秀だったとしたら……
そして、コピーロボットの存在を、隠しているつもりでも、他の人が知っていたとしたら……
世の中の人が、求めるのは、アナタではなくコピーロボットかも知れない……
そして、ある日突然、周りの人から
「お前なんていらない。
あのロボットの方がいい」
なんて言われたら……
こわいでしょ。
でも人は、それを求めるんですねえ。
ええ、実はわたしも、コピーロボットに職を奪われたんですよ。
仕方がないので、たまに正義のために働くくらいで……
生活の面倒はコピーロボットに見てもらっています。
あいつサラリーマンにしては、収入あるんですよね。
でも、小遣い少なくて……
月3万じゃ、キツイっす。
アンパンマンはいいですよ。
スポンサーのジャムおじさんは、油田をイッパイ持ってる大富豪ですからね。
老後の趣味でパンを焼いているんです。
バイキンマンだって、裏でつながっているって噂ですよ。
あんなのヤラセですよきっと。
あ……、話しの途中ですけど、2号が呼んでるんで、行ってきます。