渋谷でインド映画『ロボット』を観てきた。
予想以上におもしろかった。
最初はなんか香港映画のコメディみたいだな〜って思ってたら、ジ〜ンとくるシーンや考えさせられるようなシーンとかがあり感心していると、またすごく安物のシーンとかが出てくる。
インド映画らしく「何でもあり」だったんだけど、その「何でもあり」の部分が凄い!
安物のC級映画の部分とか、コメディの部分とか、カンフーアクションとか、歌とダンスとか、ハリウッド並のSFシーンとか、感動の場面とか、心とは何かとか、命とは何かとか
とにかくごった煮鍋のように詰まっている映画でした。
ごった煮鍋を、別の言い方をするとカオス(混沌)ってことになるんだろうけど、まさしく混沌とした映画!
インドは混沌としたカオスな国っていう人がいるけど、そういう意味で実にインドらしい映画でした。
カオス、混沌、ごった煮のまさしく発展途上にして、やがて10年後には人口で中国を抜くであろうといわれているインド!
IT大国であるインド!
主演は「ムトゥ 踊るマハラジャ」のラジニカーント! なんと年齢62歳!
いや〜、この人すごいわ!
なんかぜひ松平健さんの「マツケンサンバ」とかで競演していただきたい!
(なんか顔とかも似ているんだよね〜)
カオスを味わい方はぜひ!
巨椋修(おぐらおさむ)拝