相談者「 先生、ボクは何をやってもダメ人間なんです。女の子には全然モテないし、告白する勇気もないんです。最近では、恋をするのも怖くなってしまって……
ボク、35歳なんですけど、まだ仕事が長続きしたことがなくって、いまニートなんです。もう8年も働いてないんです。
こんなダメなボクですが、将来が不安で不安で仕方がないんです」
お答えマン「まず、キミに兄弟は何人いるのかね?」
相談者「弟がひとりいます」
お答えマン「では、まず親の遺産を計算したまえ、もし仮に3千万あるとしたら、その半分を生前贈与してもらいたまえ」
相談者「でも、1.500万円だけじゃ不安です」
お答えマン「キミのご両親は働いておるのだろう? 後何年働けて、いまの年収はいくらだね?」
相談者「父母ともいま55歳で、父の年収が600万くらい、母はパートで100万くらいです」
お答えマン「それはいい、後10年は働くだろ。定年退職をしても何かバイトをするだろ、後20年は生きるから、しっかり親に寄生すればよろしい」
相談者「寄生ですか?」
お答えマン「さよう、パラサイトじゃよ、キミは親をスポンサーにして金を出させて生活をすればいいのだ。つまりキミにとって親に寄生するというのは
立派な商売!」
相談者「でも……、それじゃあ恋人ができません」
お答えマン「キミは恋をするもの怖いのじゃないかね?」
相談者「はい、その通りです。でもそんなダメな性格を何とか治したくて……」
お答えマン「怖いもの、嫌なものにムリに近づかなくてよいのだ。わしだってニンジンが嫌いだけど、ニンジンを食べなくても健康に生きとる」
相談者「でも、カノジョが……」
お答えマン「そんなもん、わしだっていないんですから、気にしないように!」
相談者「でも、でも……」
お答えマン「だからあそんなもん
DVDで十分!
わしだってそうなんだから!」
相談者「失礼しました」