いまや時代の最先端は、トーキョーでもニューヨークでもなく、シャンハイであるそうなのである。
いまや、トーキョーやニューヨークの10倍以上の高層ビルが立ち並ぶ、夢の都シャンハイ。
♪そこにいけば〜
どんな夢も〜
か〜なうというよ〜♪
と、いう歌もあるくらいシャンハイは夢の都なのだ。
もちろん、夢だけど、通常、シャンハイにいっても、まずは成功はしないといわれている。
シャンハイには、無一文の人が一攫千金を手にいれるアメリカンドリームなどはないのだ。
だって、アメリカじゃないもん。
アメリカのように富める者が、弱者へ分配を行なうなどということもない国。
それがビックチャイナ!
そんなビックチャイナの富が集中する都が、シャンハイ。
そんなシャンハイシティにも、我が陽明門護身拳法支部道場はあったりする。
今回、ビックチャイナの
GTO同志先生がご帰国なされたのである!
※GTO先生は、稽古のあとで半分魂飛んでマス。
このGTO先生。
20代前半は、ろくに定職に就かずプラプラと武術修行しておられたらしいのですが、いまや夢の都シャンハイの……
いまや「シャンハイの六本木ヒルズ」とも呼ばれている超高層ビルに住んでおられる文字通りの天上人なのだ!
(20代半ばまで、フリーターのような暮らしをしていて、勤め人になった当初はつらかったらしい。しかし新聞広告ではいったカイシャに入社して、ガマンして、マジメに勤め続けているうちにそうなったそうなのである)
なんでもお住まいは地上30数階にあり、その広さたるや150平方メートル!
日本でタワーマンションとかに住んでいる友人は何人かいるけど、30数階で150平方メートルって素直にすごいわ。
で、思わず聞いたのが
「その部屋って、ベランダとかあるの?」
「ないんですよ。窓も開かなくてホテルに住んでいるみたいです」
しかし、30数階に住んでいると、やはり下界に蠢くシャンハイ市民とかを見下しながら
この愚民どもめらが……
などというんだろうか……?
まあ、そんなことを聞こうかと、GTO先生を高円寺のとある地下居酒屋に連れていってだな。
いろいろと、シャンハイ事情などを聞いたのだよ。
オグラ「シャンハイって○○は○○なの?」
GTO「そうですね。○○は……、ですね」
オグラ「ま……、まさか△△は、……なんてことはないよね?」
GTO「ええ、でも△△は、××ですよ」
おそるべしシャンハイ!
おそるべしビックチャイナ!
そうそう、GTO先生は、わたしの道場に入るはるか前に、某武術専門誌に模範演武をしている写真があって、入門してきたとき、たまたまその雑誌が我が家にあってビックリしたり
とあるアメリカンKARATEのビデオを、勉強のために観ていたら、なぜか突然GTO先生が、外国人にKARATEを教えている映像が出てきたりしたことがあったのであった。
いまから10数年前のことだけどね。
そんなGTO先生が、なぜわたしの道場へ入門してきたかというと、それはあまりにすばらしいオグラの武名を聞いてのことだったらしいそれは謎だ。
ひとついえるのは、きょうも割かしマジメっぽく練習をしたってことですね。
オグラのメガネが、汗による蒸気で曇っているのがおわかりであろうか?
なにはともあれ、練習して汗をかくのが武道家にとって一番なのである。
と、とってつけたような内容で終わるのである。
あ、GTO先生に地上30数階でも蚊とかでるのかを聞くのを忘れてた!
ま、そのうち聞くことにしよう。
結果オーライ。