●地球外知的生命体フォーラムメンバーには本格的格闘技関係者が多い!
ども! 地球外知的生命体フォーラム会長の巨椋修(おぐらおさむ)です。
昨日は地球外知的生命体フォーラム新年会でありました!
集まったのは13名。
そしてこの会を発足して早や4年となりました。
会長が私で、副会長が小路谷監督のせいか、この会には、芸能関係、格闘技関係、マスコミ関係の人が多いというちょっと変わった会となっております。
例えば上の写真は昨日の新年会に来ていただいたメンバーで、左は日本最大級のメールマガジン配信サービス会社の部長であるところの稗田さん。真ん中は現在絶賛上映中マーティン・スコセッシ監督作品『沈黙‐サイレンス‐』に出演している俳優の平賀さん。
例えば上の写真は新年会に来ていただいたメンバーで、日大キックボクシング部OBにして k-1 審議員、中高年のためのキックボクシング興業「NICE・MIDDLE(ナイスミドル)」代表の大森 敏範 さんがいたり
(手にしているのは大森さんが最近書いた本『押忍(オス)とは何か?』)
格闘技情報サイト『イーファイト』の社長で、極真空手の全日本中量級でベスト8になった吉倉拓児さんがいたり。
そもそも副会長の小路谷秀樹監督は、映画監督にしてしばらくアントニオ猪木さんが新日本プロレス社長時代に、猪木さんや新日本プロレスの試合をずっと撮影しているような人であったりする。
どうもいろいろな人の話しを聞いてみると、オカルトとかUFOに興味があるという人は、プロレスとか格闘技が好きという場合が多いようです。
もっとも我が『地球外知的生命体フォーラム』メンバーは上記のように、過剰に格闘技にのめり込んだ人が多いみたい。私自身、総合格闘技や護身術の指導者でもあるし(苦笑)。
でもなぜオカルト好きは格闘技やプロレス好きが多いのでしょうか?
●オカルト好きは超常を求める!
そもそも宇宙人だのオカルトだのが好きな人は、何を求めて宇宙人だのオカルトを求めるのでありましょうか?
それは【超常】を求めておるのです!
超常とは何か? 普通を超えたもの。男の子なら超人的パワーを求めるのです。女の子なら神秘的能力を求めるのです。
超人的パワーの中には、特撮ヒーローやドラゴンボールやキン肉マンの超人たちのようなパワーや、サイキコネシスやテレパシー、透視能力のような超能力であったりもします。また、これらはプロレスラーがリングの上で見せる超人的パワー、空手家や武術家が見せる一撃でブロックを割ったり、あるいは“気のパワー”で相手をふっとばす能力に憧れたりしがちです。
神秘的能力の中には、死者を交信ができる霊能力や、男の子を自分のことを好きにさせる白魔術に黒魔術、嫌いな人を懲らしめる呪いや祟りの力であったりします。
もしこれらの力が自由に使えるとすると、どうでしょう? その人は並の人ではなく超人となりヒーロー、ヒロインになれるのです。
●オカルトにハマる人の精神性はどんなものか?
ではオカルトにハマる人の精神性はどのようなものであろうか?
“超常”に憧れる人であるだけに、幼稚であったり反知性主義(ようするに頭悪い系・つまりバカ)なのであろうか?
答えはNO! 人間はオカルト好きだから幼稚で反知性主義なんて単純なものじゃない。むしろそう決めつけてくる人のほうがちょっと心配(苦笑)。
一口にオカルトといっても幅が広く、奥も深い。
わかりやすくいえば、オカルトと深い関係がある宗教。宗教ってオカルトと深い関係というより、むしろ一部かも知れないほど関係が深く、むしろ一面といってもいいかも知れない。
その宗教は、大変多くの知が秘められていることはご承知の通り。禅の知恵や、密教というもろオカルトな宗教もある。キリスト教のように人類に科学や哲学、資本主義や社会主義、民主主義を生んだ宗教もある。
もちろん弊害もあって、ローマ帝国がキリスト教を国教とすることによってはじまった暗黒時代というのがあった。この時代、ローマカトリックが暴走し、魔女狩りや十字軍とキリスト教社会の暴走があったのは事実。さらに腐敗したカトリックに抗議すべく立ち上がった宗教改革が起って宗教戦争が起ったのも事実。
バカとハサミは使いようというのはおかしいかも知れないけど、宗教って使いようで毒にでも薬にでもなるのね。
オカルトもしかり。
悪徳霊感商法にもなるし、心の癒しや逃げ場にもなるのね。だからオカルトにハマる人って幅が広くて、ほんとトンデモ的なものを盲信してしまう反知性主義の人もいれば、そのトンデモを逆手にとって楽しんじゃっている人もいるし、トンデモは置いといて「あり得るんじゃないか?」と考える人もいる。
たとえば私なんか、宇宙人の存在についてかなり疑っていて、本当に宇宙人なのか? 宇宙人が違う惑星の住人であるとしたら、ほんのわずかでも重力が違えば体型も違うし、自然環境が違えば思考法や哲学も変わってくるはずと考えたりするわけです。
でも「300万年先の惑星から宇宙人がくるとしても、光りの速さでも300万年かかるのだからムリ〜」って言う人は、ファンタジー能力が低いと思うのね。
我々はまだ4次元以上の空間について現実的に自分たちのものにしていないけれど、4次元以上の次元を操ることが可能であれば、300万光年以上の距離であろうと一瞬で行き来することが可能なわけです。
ま、いま現在の科学力では不可能ですけどね。いま現在の科学力では不可能だから、そういったことを考えるのはバカだというほうがバカだ(笑)。まさに想像力の欠如といわれても仕方ない。これがファンタジー能力が足りない人で、ガリレオ、ニュートン、アインシュタインとかはその時代の科学を超えたファンタジー能力の持ち主だったわけ。
●オカルト好きの人の中には病んでいる人も多い
そしてちょっと困っちゃうのが、オカルトにハマっていて、しかもその内容が呪いや祟りにかたよっていたり、あるいはアカデミックな科学を否定し陰謀論や疑似科学を信じる人ね。
呪い、祟りに興味がとてもあって、アカデミックな科学を否定して陰謀論や疑似科学を信じる傾向がある人って、おそらく誰かを怨んでいて(だから復讐のために呪いに興味がある)、しかしもしかしたら自分自身が誰かに怨まれていて、そのために祟られているのではないかと疑っていたりする人。
陰謀論は、いまの自分がイマイチなのはきっと誰かがいい思いをしているから、自分は犠牲者で被害者なのだという被害者意識が強く、疑似科学、例えば正規の医学を否定しニセ医学を信望するような人って、ちょっと怖いのね。実際に人が死にますから。ネットとかで正規の医学を否定し、疑似医学をオススメしている人って結構いて、それってかなり無責任。
医の問題って人の命がかかっているんだからね。そこは慎重に考えてほしい。
そしてオカルト好きの人の中でも。好みが呪いや祟りにかたよっていたり、あるいはアカデミックな科学を否定し陰謀論や疑似科学を信じる人、ネガティブな部分に惹かれる人ってかなりの部分でうつ病や不安障害の人が多いと思うんですよね。少なくとも私が会ってきた限りでは。
そういう人って、あるいは親から虐待を受けていたり、学校や社会でイジメを受けていたりすることも多いみたい。
そういう人って自分に自信がなくて、コミュケーションが苦手あったりする人が多いように見受けます。
それに霊感とかテレパシーの世界って、統合失調症の世界と紙一重であったりします。
「ぼくは宇宙人とテレパシーと交信しているんです」と言う人は、常識的には統合失調症。ただし、おそらく彼の脳には本当に宇宙人の声が聴こえるのだろうし、一概に否定したところで、その人には聴こえているのは嘘ではあるまい。
ではそれはいけないのかっていうと、そうじゃなくて、オカルトってそういう人の受け皿になっているとも思うんです。それはそれでいいんじゃないかな?
巨椋修(おぐらおさむ)拝
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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。
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