友人の某くんが、こんなメールを送ってくれました。
「【巨椋修の結果オーライ】、とっても面白いです。そのうち本にしたくなっちゃいますね(笑)」
ありがとう!
ぼくはあまり誉められたことがないので、うれしいよ!
そしてまさか、某くんに誉められるなんて、信じられないよ。
ごめんよ、某くん。
これまで、きみが●●くん(偽名)にいぢめられていたときも、ぼくは校舎の影から見ているだけで、助けてあげることができなかったんだ。
あのとき、きみは大好きなアイドルの写真を踏み絵させられていて、●●くんから
「オラオラ、はやくこの写真をふまねぇか、ふまねぇとここにある蓑をお前にかぶせて、火ィつけっぞ!」
って脅かされていたよね。
そのとき●●くんが周りの不良たちにこう言ったのを覚えているかい?
●●くんは、こういったんだ。
「でもよぉ、この蓑に火ィつけたらこいつ……
踊るぜ……」(ニヤリッ)
ぼくは、校舎の影からきみを見守りながら、泣いているきみを見て、こう思ったんだ。
「親友として、ぼくも同じ気持ちになってあげるよ、ぼくも心の中だけで一緒に涙だけ流してあげるよ」
いやいや、お礼なんていらないさ。
親友として、一緒に涙だけ流してあげるなんて当然のことさ。
それに親友として一生懸命心の中だけできみを励ましていたんだぜ。
「がんばれー、負けるなー、きみなら
カッコ良く踊れるさ!」(ニヤリッ)
ってね。
でも、本当なら心の中だけで思うだけじゃなくて、助けにいくべきだっと思っていたんだよ。
ごめんね。いつも心の中だけで思っていて。
でもきみは、そんなぼくのことを誉めてくれた。
うれしいよ。
ありがとう。
せめて何かお礼がしたいんだけど何がいいかな。
そうだ。
きみは彼女がいなかったよね。
ステキな彼女をきみに紹介するよ。
ああそうか。
きみは大人の女と生身の女は、だめだったんだよね。
わかったよ。心配しなくてもいいさ。
きみにピッタリの彼女がいるんだよ。
でも、いまちょっとお金がないから、
空気を入れるタイプの彼女でいいよね。(ニヤリッ)