本日、ニコニコ生放送の「ばんばれ!ホラーズ」という番組に出演してきました。
この番組は今夜が最終回とのこと。
番組の宣伝文にこんなことが書いてありました。
【金曜夜の最後のホラーナイト】 映画監督・山本清史×人気声優・清水香里! 生放送番組「がんばれ! ホラーズ」 毎回多彩なゲストを迎えて「ホラー話・怖い話」をポップにお届け。 一般的にはあまり知られていないホラー業界の裏側に迫る。今回のゲストは漫画家・小説家・映画評論家・映画監督…様々な顔を持つ「巨椋修」。なぜホラー映画祭を行うに至ったのか… ホラー映画のポイントとは… 乞うご期待っ!
最後のゲストがわたしで良かったのでしょうか???
司会の山本清史さんは、昨年ぼくと麿監督が主催した「短編怪奇幻想映画祭」で最優秀賞をかっぱいでくれた映画監督です。
そしていま1人は人気声優の清水香里さん。
お2人のトークは打てば響く感じで、とてもおもしろかったのことよ。
せっかくだからぼくも一緒に写真を撮らせていただきました。
ホラー映画ってさ。
“被害者”が主役の映画なんだよね。
例えば、「13日の金曜日」や「エルムガイの悪夢」に出てくるモンスターは、主役のようで主役じゃないの。
主役は襲われる側。
例えば、日本だとお岩さんやお菊さんとかも、実は彼女たちが“被害者”なんだよね。
だから、他の映画とちょっと違うの。
アクション映画とかヒーロー・ヒロインものなら、観客は主人公に感情移入して観るんだけど、ホラー映画は“被害者”に感情移入して観る場合が多いのね。
ここを間違えた映画は大抵失敗するのね。
だから、ホラー映画を撮る監督はSじゃないといけない。
観客は“被害者”つまり受身、Mなのよ。
これは
サービスのS、満足のM
っていう意味ね。(笑)
奉仕するのは実はM。
これはホラーだけではなくて、すべてのサービス業に通ずることだね。(笑)
ともあれ、スタッフの皆様、清水香里さん、山本清史監督、ありがとうございました。
スタジオが原宿にだったんだけど、帰りに友人の某芸能プロマネージャーさんと会ったよ。
表参道の劇場に所属俳優さんが出ているんだって。
世間は狭いねえ。
巨椋修(おぐらおさむ)拝