巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

女性の性欲と攻撃欲



以前、友人の精神科医と飲んだときにね。


その場に、女性の雑誌編集長もいたんだけど、女性の性と攻撃性についての話しになったの。


その女性は、高校生のお子さんがいるらしくて、お子さんがこっそりエチィな本を隠していると。(笑)


「男の子はエチィなことばかり考えていて困ります」と。(笑)


で、ぼくと精神科医は声をそろえて


「いいえ、女の子もです」と。(笑)


例えば少女漫画。


少年漫画は、スポーツ、友情、冒険などなどと同じラインに恋愛というテーマがくるんですけど、少女漫画は、圧倒的に恋愛がテーマです。


恋愛とは、エロスの世界、つまりエロそのもの。



そして、漫画の世界でいえば、女性がとても好むジャンルに【ホラー】というものがあります。


少年・男性向けの【ホラー漫画専門誌】というのは、あまり聞いたことがない。


読んでみると、結構グロテスクな描写があったりするのね。内臓が飛び出したりね。


漫画というジャンルに限っていうと、そういう漫画を求めるのは、女性が多いみたいなんですよ。


漫画の古典を当たっても、梅図かずお、古賀新一(エコエコアザラフの作者)とか、ほとんどの怪奇漫画が、少女漫画から出てるくらい。


くだんの精神科医によると、そういったスプラッタ表現は、抑圧された攻撃欲の発散であるらしい。


女性のエロ漫画だと、レディスコミックってのがありますけど、これも内面のドロドロ感を描いたものが多かったりしますね。

男性向けのエロ漫画だと、女性ほど内面のドロドロ感を描いたりすることは少ないように思います。


つまり、女性の性と攻撃性は、男性のように表面的ではない分、内面的におそろしいと……



でも



でもぼくは、負けないぞ!


さあ! 女性の皆さん!


わたしにかかってきなさい!!




ドーンと!



ドーンと裸でぶつかってきなさい!!


赤裸々みだらにかかってきなさい!

がっつり受け止めてあげるから!!