巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

『初夏の超常現象スペシャル2011ニコニコ大討論 in 桜 』 に出演してきました!


『初夏の超常現象スペシャル2011ニコニコ大討論 in 桜 』 に出演してきました。

1000人以上の方が観てくださったみたいです。
ありがとうございます。


収録スタジオは、保守系放送局である『チャンネル桜

チャンネル桜』という保守系、いってみれば右派といわれる放送局があることは以前からネット動画などで拝見しておりましたが、まさか自分がその放送局に出るとは思っておらなんだ。(笑)


ちなみに、ぼくは政治的に右派でも左派でもなく基本的に『中道』を志しております。


例えばこの前、「君が代」で起立することを拒否した中学校の先生たちが裁判で負けた。


ぼくは「公務員の教員である限り、君が代をみんなで歌うときは起立して当然」と、思っているけど、それが“極端な強制”になってしまうと嫌だなと思ってる。


まあ、この裁判に関しては、起立しないとう先生方が、一種極端な政治的な意図を持って起立しなかったわけだから、好感は持てないのだけど、たとえば国家がナチズムのような強権力性を持ち出したとすれば、ぼくは“起立しない先生”を支持するかも知れない。

(もっとも現在のこの国では、政治にしても宗教にしても、公教育の教員が偏ってはならんのだ。だってあらゆる政治・宗教の親に育てられている子どもが通っているのだから)


同様に、超常現象というものについてもぼくは『中道』を持って接したいと思っています。


なぜか?


超常現象の裏側に人間の闇があるからですよ。

それに世の中には現実としての不思議があふれているし、幽霊やUFOを見る人は、嘘ではなく本当に見ているしね。

例えそれが錯覚や幻覚であろうとも、その人は嘘をついているわけじゃない。
(嘘をついている場合もあるけどね(苦笑))


よってぼくは超常現象に対して「否定派」か「肯定派」かと問われると「肯定派」ということになる。


これは『不登校・ひきこもり・ニート』に対してもそうで、『不登校・ひきこもり・ニート』というのは、ほとんどの人にとって無いほうがいいと思っているのかもしれないけれど、ぼくは否定しない。むしろ肯定している。

不登校・ひきこもり・ニート』の人自身だって何とかしたいけど、どうにもならない状態にある場合が多い。

もっといえば、本人や周囲が気がついて何らかの障害を負って」いる場合も多い。

障害を負って「したいけどできない」人に、無理やりやれと強制するのは、骨折をした人に「頑張って走れ!」というのに等しいからね。



今回の『初夏の超常現象スペシャル2011ニコニコ大討論 in 桜 』でも、オチは同じような話しになって、ちょっと前の全否定とか全肯定といった極端なことになると、むしろ幼稚になってくる。


世の中も人間の心も、白と黒の二つに分ける二元論では割り切れないところがあるというところで落ち着きました。


観てくださった皆様、ありがとうございました。



巨椋修(おぐらおさむ)拝