巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

快感にひたれ!人生を謳歌せよ


人間社会というのは、どの時代、どこの国でもどこかイビツなものです。


それは、人間という“種”が、自然界から多少はみ出した“イビツ”な大脳を持ってしまっているのだから、仕方がないとも言えますね。


例えば、ぼくは『不登校・ひきこもり・ニート』なるものと、多少の関わりがありますが、これなども現代日本の“イビツ”さが生んだ現象でありましょう。


カンタンにいうと、50年前は学校に行かない子どもなど、ごく普通にいたわけです。


働かない若者ってのも、どこの村にもいて、そんな人のことを日本語では【親のスネかじり】と表していた。


ひきこもりなんてのも、富裕層にこそいたけど、庶民には少なかったですね。


大体、個人の部屋を持っているなんてことがなかった。2Kくらいの間取りに、親子3代6人以上が同居していたから、ひきこもるスペースなんてなかったんです。(笑)


子どもも、ガキの頃から、家業の手伝いをしていて、働いていたんです。


いまこれをやると、アホな人権主義者が【児童虐待】とかいって騒ぎ出す。(苦笑)


江戸時代だったら、女の子は、20歳前後でだいたい嫁に行きました。


男はちょっと遅くて25歳くらいかなあ。まあ身分とか地域によりますけどね。


昔の日本社会だと、はじめて性体験をするのが、男女とも14歳前後。


いまだとこれは“性の乱れ”とか言われちゃうんでしょうけど、これをムラ社会の“性教育”としてチャンとやってた。(笑)


いまの性教育とか、労働に関する教え方ってのは、ちょっとおかしいんですよ。


中学や高校では、「性はいけないもの」として教えていながら、少子化に悩んでる。(笑)


小学生や中学生が、アルバイト禁止など労働者として働くことをお金を稼ぐことに反対していながら「将来は金持ちになれよ」と。(笑)


もちろん、虐待労働や、売春行為は薦められないけど、性も労働も本来は


【生きる喜び】


なわけでしょ。

性は、ふしだらで禁止。労働は苦痛と教え込んでおいて、大人になってから、ガンバリなさいってのは、無理だよ。(笑)


大体、いまの大人がセックスレスになってるし、労働を苦痛だと思っているんだからどうしょうもねえよ。

快感にひたれ!人生を謳歌せよ!


大人自身が、【生きる喜び】を感じまくり、【人生を謳歌】していないと、子どもは、大人になるのを嫌がるのは当たり前だよ。



だからさあ、せめて【SEXってスゲェいいもんなんだぜえ! でもガキはしちゃダメ!気持ちよすぎるからな!】とか、


【働くのってスゲェ快感なんだぜえ!でもガキにこんな良い思いせさられねえや!】


くらい本気で言ってガキ共をウズウズさせないとダメだね。

マジそう思いますよ。