ふと思い出したのですが、昔、大槻さんと一緒に何度かカラテの練習をしたことがあります。
さらにいえば、大槻さんがカラテの試合をしていたとき、セコンドをしたことがあります。
試合前は、マジでガタガタと震えながら、「ライブのときと緊張感が全然違うんですねえ」などといっておりました。
試合結果は、見事大槻さんの勝利で、勝負強さを見せていただきました。
大槻さんと、練習をしているとき、ちょうどそのころ【気で相手を飛ばす】という武術が流行っていて、それについて、アレコレと話していると
「早稲田大学の大槻教授が、気で飛ばせるのなら、相手を台車の上に乗せてワザを掛けてみればいいといってましたよ」
と、いっていたのを覚えております。
大槻さんと大槻教授なので、一瞬混乱したこととか。(苦笑)
また、自分の練習が終わって、弟子と一緒に居酒屋はいったら、偶然にも大槻ケンヂさんが飲んでいて、ちょうどそのとき、ぼくははじめて小説を書いたばかりのときでしたので
「大槻さん、ぼく小説かいたんですよ」
と、いうと、まったく偶然にも
「この本ですね。ちょうど今日買ったんですよ」
と、ぼくの著作を持っておられました。
こういう偶然ってあるんですねえ。
このときのことは、大槻さんの著作『のほほん日記』にも載っておりました。
いまから10年以上も前のお話しでございます。
ぼくがパーソナリティをやっている『オールニートニッポン』という番組にも、ぼくの回ではないときですが、出演してくださったことがあったりして、どうも、うす〜いご縁があるのかも知れませんね。(笑)