東大の脳科学者である池谷祐二さんと、コピーライターである糸井重里さんの対談本に、『海馬 脳は疲れない』というものがある。
その中に、「能力のある人ほど多弁である」とか「頭のいい人は喋りもうまい」といったようなことが書いてあったのですよ。
ぼくの実感でも、そう思うのです。
頭のいい人、能力のある人ほど、こちらの話しを上手に聞き、そして話す言葉も“ただのお喋り”ではなく、とてもわかりやすくて、おもしろい。
逆に、能力の低い人……、というか仕事ができない人の喋りというのは、いくら一生懸命喋ってくれていても、何をいいたいのかわからないという場合が多いと思うのです。
さて、昨夜ぼくは某出版社さんの方から“セッタイ”なのものを受けたのです。
18時の開店時間にお店に入り、店が終わる2時か3時くらいまで、話題も途切れることなく、ぼくはその編集者さんとお話しをしておったのですよ。
その人は、とても話しがうまく・おもしろかったので、ぼく自身時間のたつのを忘れてしまっていたくらいです。
あきっぽく、限りなく無能に近いぼくを飽きもさせないというのは、相当に引き出しが多く、有能なのであろうなあと思った次第です。
それにお互い相当に飲みました。
終わる頃には、焼酎のボトルが2本空いており、それでも足りずに、それぞれグラスで焼酎を頼んで飲んでいたくらいです。
つまり一人当たり、焼酎のボトルを一本以上は飲んだということになります。それにプラスしてビールとかも飲んだからなあ。
よほどおもしろかったんでしょうね。
翌日に二日酔いの症状はほとんどなし。
うまい酒、たのしい酒を飲んだときってそんなものなのかも知れません。
Nさん、ごちそうさまでした。
今度は仕事抜きで一杯やりましょう。