巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

悪口をいうと本当に損!

嫌われる人、友達が離れていく人の共通点として、「悪口や陰口が多い」というものがある。

 

中にはわざわざ近づいてきて「●●さんがこんなことを言ってましたよ」などと告げ口をする人もいる。

 

そういう人を見ていると、その人の周りにいる人は、やはり似たような「悪口や陰口が多い人」であったりする。なるほど「類は友を呼ぶ」とか「類は類を呼ぶ」というのは本当なんだなあと感心したりすることがあるほどだ。

 

人間の言葉というのは情報交換のためにあるわけで、特に原始時代は「あそこには毒蛇がいる」とか「●●というやつは、我々を裏切っている」といった”負の情報交換”が重宝されてきた。

 

そのためいまも我々は、負の情報に敏感だ。

 

よってワイドショーなどは、盛んに負の情報を探し出して我々に伝えるているほどだ。

 

例えば今はやりの東京都の新型コロナウィルスだと、12日の新規陽性者数は10万人あたりわずかに3.5人であった。

 

10万人中わずかに3.5%しか陽性者いないのでは、流行っているとは言えないと思うのだが、マスコミは絶対にそんなことは言わない。

 

ちなみにイギリスは新規陽性者が47.3人でロックダウン解除である。

 

悪口に話を戻そう。ネットで嫌われる人ランキングの上位には必ず「悪口をよく言う人」が入っている。

 

なぜそういう人が悪口を言うかというと、おなしなことに「人に好かれたいから」「仲間に入りたいから」であるらしい。

 

悪口というのは、さっきも言ったように人が耳を傾けてくれる話題だから、一時的に仲間っぽくなれるのである。しかし人は、いつもネガティブなことばかりを聞きたいわけではないし、「ああ、この人はよそで自分の悪口も言っているんだろうな」と思うもの。

 

そして人は離れていく。

 

ぼくが個人的に見てきた中でも、悪口が多い人からは優秀な人ほど離れていく。残るのは優秀じゃない人ばかりとなる。

 

そしてその人に「良い情報」は入れなくなる。悪口が多い人に有益な情報を入れても、脳内で変換されるらしく悪い情報となってしまうらしい。

 

そしてその情報を「●●さんから聞いたんだけどさあ」と悪い情報として流されるわけだからたまったものではない。

 

逆に悪口を言わない人というのは、人から信用されるようになる。

 

悪口がいかに損かをわかりやすくいうと、あるサラリーマンが取引先の人に、在日外国人や創価学会などの悪口を言ったら、その人やその企業の社長がそっち系なんてことがある。

 

後になって知らなったでは済まないだろう。

 

本当に悪口をいうと損なのだ。