巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

夏バテになったらこれを食え!!



●夏バテの原因って?
 毎日暑いですねえ、みなさんは夏バテとか大丈夫ですか?


 現在の夏バテは昔の夏バテと違って、冷房というありがたい文明の利器によって引き起こされてしまう場合が多いんです。


 暑いと汗が出て、体はその暑さに対応しようとしますよね、それが室内に入ると冷房により、よく冷えた空気が我々を迎え入れてくれます。


 これは実に気持ちがいいのですが、体のほうは暑さに対して、適応しようとがんばっていたところ、今度は冷えに対応しなければなりません。


 と、やっと体が冷房に慣れたらこんどは外出。


 これを繰り返していると、だんだんと疲れてくるのは当たり前のこと。その疲れが、やがてダルさや、頭痛、食欲不振となってあらわれてきます。


 さらに、暑さによる水分不足で疲れ、その水分不足を補おうと、水分をガブガブの飲んでしまい胃腸が冷えてしまったり、食欲不振となったりもします。寝苦しさから睡眠不足にもなりやすく、これらが夏バテの原因となります。


 ただし、気をつけないといけないのは、水分不足による熱中症。清涼飲料水をガブガブ飲むのは、あまりオススメしませんが、水分をちゃんと摂らないと、脱水症状を起こしたり、熱中症の危険がありますので、水分はこまめに補給してくださいね。



● 夏バテ対策はコレだ!

夏バテになったら、あるいはなる前に、ぜひ実行してほしい方法があります。


1、冷たいものを摂り過ぎるべからず!
 暑いからと、冷たい冷たいビールやアイスクリーム、清涼飲料水などを摂り過ぎると、当然胃腸は疲れてきます。
さらに冷たいお蕎麦、そうめんや冷麦、冷やし中華などなど、冷たい食べ物ばかりだと、栄養が偏りがちになるもの。
冷たいものはほどほどにして、暑いときこそ熱い食べ物を摂ってはいかがでしょう。



2、たんぱく質とビタミン・ミネラルを摂るべし!
 現代人はどうしてもたんぱく質やビタミン・ミネラルが不足しがち。特に夏場は、そうめんのような炭水化物のみの食事が多くなり、ますます栄養が偏りがちなのです。

 夏こそ、ビタミン・ミネラルがたくさん入った緑黄色野菜を食べ、たんぱく質が豊富なお肉やお魚、豆類などを摂りたいもの。

 ビールを飲むときなど、ツマミにはエダマメがオススメ。エダマメにはタンパク質、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、食物繊維を多く含んでいますからね。

 暑くてどうしても、そうめんなど冷たいもの以外食べたくないなんていうときは、冷やしトマトや冷奴などで、ビタミンやたんぱく質を補給してください。



3、スパイシーな食べ物もオススメ!
 熱帯など暑い国では、香辛料が効いた食べ物をよく食べますよね。スパイシーな食べ物は、胃腸に刺激を与えて食欲を増進してくれるからです。

 さらにスパイシーなものを食べると、汗が出ますよね、これはスパイシーなものを食べると体温が上がります。

 上がった体温を下げるために汗が出ます。
 汗が蒸発するときに、体温を奪いますので、涼しくなるという知恵なんです。
 だからといって、あまり刺激の強いものを食べ過ぎて、かえって胃腸を痛めることなどないようご用心ご用心。



スバリ! 夏にオススメの料理はコレだ!

 さて、これらの食材をまとめると、どんな料理が思い浮かぶでしょうか?
 そう、カレーライス。

 カレーはいまや日本人の国民食といってもいいほどの人気料理。日本人は週に一回はカレーを食べているそうです。

 それくらい日本人に愛されているカレーですし、せっかくの夏ですから、夏野菜をたっぷり入れたカレーなんていかがでしょう。



 カレーに合う夏野菜といえば、ナス、トマト、ピーマン、ゴーヤ、意外なところではキュウリなんかも合いますよ。

 カレーに入れるお肉は、牛でも鶏でもいいのですが、牛肉の10倍もビタミンB1が含まれている豚肉を入れたポーク夏野菜カレーは理想的と言えるかも知れませんね。


 
巨椋修(おぐらおさむ)