巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

男がスクール水着を着て何が悪い!(きりっ!)

昨夜は、精神科医明橋大二さんと、女優の天正彩さん、出版社の方々やライターさんと飲んだのだよ。

そこで話題になったのが、「スクール水着のアマゾン・レビュー」である。

もちろん話題にしたのは吾輩である。


どのようなレビューかというと


「自分は男で身長は170cm、少々きついですがかなり伸びる材質のようで普通に着ることができました。しかし実際に友人達に着て見せたところ、レスリングのアレみたいといわれ、少しショックを受けました。もう一回り身長が低く、肩幅の狭い方ならちょうどいいと思います。。着てみての感想ですが、かなり肌触りが気持ちいいです。服の下などに下着がわりに着て出かけるととても興奮します。これを着てさらにニーソックスを履くともっと気持ちいいと思います。ただ、胸パッドが最初からついてないことが残念です。もしついてたらもっと興奮できたと思います。この商品、男性向けというよりは女性向けのような気がします」

「私は身長が165cmほどなので難なく着用することができました。 「これを来て職場にいくと「見られているのでは」 というスリルとともに筆舌に尽くしがたい快感を覚えることができます。また、近くの市民プールでスクミズを着て泳ぐのも有志にはオススメです。(空いている時間に行くのが難しく、私もまだ2回しか体験しておりません)しかし、ご存知のとおり実際に泳いで見ると底知れぬ感覚を味わうことができます。入るときは、徐々に体を沈めていきましたが、段々とスク水が水を吸っていき、 キツキツだったのが僅かながら緩く感じられます。そして完全に水中に没すると、 水を含んだ生地が体にまとわりつく感じがえもいわれぬ感じ、いや快感でした。 上がるときは、なんとなくですが、体がほんの僅か重たいと感じます。そして、上がりかけるときも序序に体とスク水の間の水・スク水自身が吸い込んでた水が下がっていくのが感じられます。このように、スクール水着にはさまざまな使い方があるのです。ただ、乾かすのは一苦労です。私には家内と二人の子供がいますが 見つからないように乾かすのは至難の業です。部屋干しも挑戦しようとしましたが、水が滴り落ちて来て無理ですので気をつけてください。皆さんも、この機にスクール水着の一着や二着の 購入をご検討されてみてはいかがでしょうか」

「いつも着ていたいのですが、冬場は厚着のしたでは蒸れる感じがします。 夏場でしたら これ1枚で過ごせさそうな気がしますが、さすがに外出するのには勇気がいります。唯一の難点と言いましょうかチャームポイントと言いましょうか、 股間が盛り上がるのが恥ずかしいかも知れません。 女性には気にならないかもしれないですね」


というステキなコメントであるのだ、一緒にいた女性編集者さんによると、すでに数年前からこのレビューは有名であったそうな。


しかし、同席した方がシャレがわかる方々でよかったと思う。

「巨椋さん、それはセクハラですよ!(キリッ!)」

なんていわれると、気の弱いぼくなどは、コソコソとその場を離れるに違いないのだ。

しかし中には生真面目な人がいて、「こんなレビューがあるから、ロリコンが増えるのだ!」とか「こんなレビューは公序良俗に反するので即刻削除すべきだ!」などとホンキでこういったレビューやコメントに怒りをぶつける人がいるから困る。


でも考えてみれば、なんで男がスクール水着を着るとロリコンや変態と非難されるのであろうか?

誰にメイワクをかけているわけでもなし。

スクール水着を着た人が、少女を襲いまくっているわけでもないのにである。


中世ヨーロッパでは、女性が男性の格好をすると「魔女」「異端者」とされ、火あぶりにされた。

聖書に「女は男の着物を着てはならない。また男は女の着物を着てはならない。あなたの神、主はそのような事をする者を忌みきらわれるからである」(申命記22章5節)

と、書かれているからである。

オルレアンの少女、ジャンヌ・ダルクは、男装をしたために火あぶりにされた。

現在日本が中世ヨーロッパにあったとすると、スクール水着を着た男は、火あぶりの刑で殺されてしまうのかも知れない。



巨椋修(おぐらおさむ)