正義というものを疑うようにしている。
その正義は本当に“正しい”のか? と……
フェイスブックに友人があげていた日本新聞協会広告委員会の最優秀賞。
タイトルは「めでたし、めでたし?」だそうな。
ぼくの好きな漫画に石川賢さんの『桃太郎地獄変』というのもがある。
桃太郎とイヌ、キジ、サルが突然鬼が島を襲い、虐殺と陵辱、略奪の限りを尽くし、宝物を持って帰るが、桃太郎もイヌ、キジ、サルは仲間割れを起こして殺し合い、おじいさんとおばあさんも宝物に目がくらみ、宝物を奪って逃げるおばあさんを追っていくうちに、桃太郎自身が鬼になってしまうというというストーリーだ。
桃太郎は本当に正義なのか?
我々の、あるいはわたしの正義は本当に正しいのか?
正義の名を借りた異端排除やわがまま、狭量なだけじゃないのか?
ぼくは正義と聞くと一応疑うことにしている。
巨椋修(おぐらおさむ)
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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。
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