巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

うんものはなし

もし、食事をしながらこのページを開いてしまった人は、そのようなお行儀の悪いことをするから、このような不幸なことになるのだ。



このような不幸なことというのは、これからオレ様はうんものはなしを書くからである。



と、いうもの2・3日前のことだ。



フト、うんもの前に体重計に乗ったと思いたまえ。(思うなよ)



そしてうんもをする。



そのときのうんもが近年まれにみるほど、大量に出たと思いたまえ。(思うなってば!)



その量たるや、思わず感動するほどのものであったな。



オレは、あまり大量に出たので、トイレが終わったあとに、思わず体重計に乗ったのだよ。



で……



どれくらい体重が減っていたかというと



なんと

1キロだよ!!



1キロといえば、1000グラム!



リットルで言えば1リットルだよ!!





かんどーした!!






同時に思い出したのは、24歳くらいのときに出した、もうひとつの感動もののうんもだった。



和式トイレでしゃがんだオレ様は、「ふんっ」とばかり、気合を入れたものだ。



次の瞬間、ドン!という重量感のある音がトイレの中に響きわたったのだ。



そして……














オレ様はトイレでしゃがんだまま、一瞬動きが止まっていた……。













なぜか……



オレ様がしゃがんだ姿勢で、そのまま一本のうんもがオレ様とトイレの間に、まるで柱のように立っていたのである。



オレ様は一瞬うろたえた。なぜならば、おかしな方向へうんもを倒したら、大変なことになってしまうからだ。



オレ様は、当時一日500回のスクワットで鍛えた太腿筋に、じんわりと力を込めて、ゆっくりと腰をあげた。



するとどうだろう。



うんもは、ドサリと前のめりに倒れたのである。



それは、見れば見るほど見事なうんもであった。



それは、太く、かたく、長さはおよそ40センチはあったと思う。



もし、家族がいたら感動のあまりそれを見せたであろう。



カメラがあったら、写真におさめたかもしれない。



それほど見事な一品であった。






たかがうんも






されどうんもである。





世の中にはうんもに泣き、うんもに笑う人がいるのだ。




そして、ただ捨てられて流されるだけのうんもだって人を感動させることができるのである。







人生、捨てたもんじゃない!




巨椋修(おぐらおさむ)拝

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