前回は「200人に1人はAV女優は本当か?」というのを考察した。
それでふと、「風俗嬢は何人に1人くらいいるのだろう?」と疑問を持つにいたったのだ。
ネットで探ってみると、25〜30万人説。46万人説、50万人説などがある。
そこで風俗で働く中心的年代を20代〜50歳までの女性、約3000万人と仮に定めて計算してみた。
25万人説だと、150人に1人。
30万人説だと、100人に1人。
46万人説だと、65人1人。
50万人説だと、60人に1人である。
※追記 飯田泰之 荻上チキ著『夜の経済学』によると、大人女性で風俗嬢は20人に1人である。
ライブドアニュースによると
「現在、日本で営業している風俗店は約1万店あります。さらに、風俗店のHPの女性在籍情報などの分析から1店舗あたりの風俗嬢は30人程度だと考えられます。つまり、1万店舗×30人で、累計30万人の現役風俗嬢がいる計算になります」
さらに、すでに引退した人を含めて風俗業を経験した女性が何人いるのかを知るためには、風俗嬢が平均何年間業界で働くのかという推計が必要になってくる。
「しかし、風俗嬢の平均就労年数についての資料は少ないんです。やむを得ず、法務省の矯正施設である婦人補導院が出した昭和40〜50年代のデータから類推しています。
それによると、平均就労年数は約10年。つまり、毎年約3万人の新人が誕生して、約3万人が辞めていく計算になる。2012年の人口推計では、25〜29歳の女性は1学年あたり約70万人なので、そのうちの約3万人=約5%が風俗嬢を経験するという計算になります」(飯田氏)
(引用:http://news.livedoor.com/article/detail/8291093/)」
経済学者や評論家なのにこんな計算するとはさすが私の友人である(笑)。
(飯田氏と自宅でカキパーティーをやったときの写真)
どの説が正しいのかはわからないが、成人女性を100人集めると、その中に1人や2人風俗嬢がいても全然おかしくないということだろう。
ぼくはすべての女性は、娼婦性を持っていると考えている。
娼婦性は母性と一体であり、母性が男や子どもではなく神や大衆に向かったとき、その女性は聖女や聖母になるのかも知れない。
女性の娼婦性や母性をこじらせてしまった人は、過激なフェミニストになって当の女性たちが嫌われてしまうのかも知れない。
巨椋修(おぐらおさむ)