十代の頃、漠然と将来は刑務所かな〜と思っていたことがあります。
幸いにして、刑務所どころか拘置所にも留置所にもご縁はございませんでした。
『不登校・ひきこもり・ニート』について調べているうちに、社会の底辺についても調べるようになり、やがて犯罪についても調べるようになりました。
調べてみると、全国の受刑者って6万5千人くらいいるんですね。
日本の人口が、1億2700万人ですから、極めて少数であることがわかります。
で、その約6万5千人のうち、およそ4割が、再入所者であったりしますから、日本は平和なのかもなーと、思ってしまいます。
ちなみに、受刑者数は日本6万5千人。アメリカは230万人。
アメリカ人の100人にひとりは刑務所経験があるそうな……
さらに、刑務所に行く人には、障害がある人や、身寄りのない人、老人などが多くいて、ある意味、刑務所が最終福祉施設になっているという面があったりします。
もっといえば、刑務所にいる人の知能指数というのは、それ以外の人に比べて、10〜20ほど低いという結果が出ています。
受刑者の4分の1が知的障害者という話しもあります。
つまり、刑務所に行く人の多くは、かなり生きるのが下手な人であり、刑務所が最後の福祉の場となっているとも言われております。
いやはや、いやはや。
巨椋修(おぐらおさむ)