アメリカ大陸から伝わってきたものは、数多いのです。
野球はバスケもそうだけど、はるかそれ以前。
コロンブスがアメリカ大陸を発見して持ち帰ったものが、たくさんあります。
とうもろこし、ジャガイモ、トウガラシ、カボチャといった野菜たちに
たばこ。
梅毒。
梅毒は、アメリカ大陸発見から、わずか20年弱で日本に伝わり
たばこは約50年後に日本に伝わり、大流行をしたのですが
トウガラシやカボチャなどは、日本の食卓にのぼりましたが、他の野菜の多くは、明治になるまで食卓にのぼることはありませんでした。
梅毒とたばこが一気に全世界に広まったのはおもしろいなあ。
ちなみに、トウガラシは豊臣秀吉の朝鮮征伐のときに日本から朝鮮に伝わったのですが、当の朝鮮で食用になったのは、19世紀くらいからでした。(それまでは、主に靴の中にいれて、暖房用に使っていたらしいのです)
逆にいえば、朝鮮には、19世紀、日本でいえば、幕末から明治くらいまで、トウガラシをつかったキムチはなかったということです。
その時代まで日本にも朝鮮にも、白菜はなかったので、いまのようなキムチが作られたのは、日本でいう明治以降であると考えられています。
これもおもしろいですね。
巨椋・デンジャラス・修拝