巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

体重の話し


本日、格闘技の練習が終わって家に戻り、体重を計ってみたところ「73.8キログラム」でありました。

まあ暑い中、大量の汗をかいた後でしたので、水分をとって1キロ近くは戻っているかもしれません。

5月のはじめくらいのときは体重が78キロくらいあったんですよ。

さすがにヤバイと思ってスクワット等の運動と、震災で休んでいた格闘技の練習をはじめたら、体重が減りだしました。

と、いっても練習をやっていた頃も、体重は77キロ代でしたから、震災で練習を休んだから体重が増えたのかどうかは、よくわかりません。

ただ、お腹まわりがね。かなり膨らんできたかな〜みたいな実感はあったので・・・(苦笑)

練習再開と同時に食生活を多少だけ気をつけることで減ってきたみたいです。


思えば、10代の頃はガリガリで、何とか必死に太ろうとしておりました。

空手をはじめた頃も、本来空手とか武道ってのは体重制ではなく無差別なわけですから、もうガンガン食べて稽古して、必死に太ろうとしておりましたね。

当時の目標体重は75キロでした。

そして75キロになった頃、ウエイト制の中量級の試合に出ることになって減量。

試合前は1〜2ヶ月で10キロ近く落としたものです。

当時は、【練習=減量】っていう感じで、もう強くなりたいのか体重を落したいのかわからないって感じで練習してました。(苦笑)

夏でもカッパきて、厚着して、練習をやっていると汗が出なくなるまで動いて、それでカッパとか脱ぐのね。

そうすると夏でも寒いのよ。(苦笑)

で、家に帰って銭湯にいって体重を計って

「あ、1キロ減った」

みたいな感じで、毎日の体重をメモして食事はカロリー計算とかして。

汗をかいて落すっていうのは、単純体内の水分がなくなっているわけだから、水分を取れば戻るんだけど、それでもそれだけ練習して、カロリー計算をして食事を取っていれば確実に減るのね。

そのうち体重が減るのが楽しみになってきて、「ああ、これを続けていると人は拒食症になるのかなあ」なんて思ってました。

さらにサウナとかお金がないから、熱いお風呂に入って汗流したりね。

お風呂とか最初20分つかって、出て頭だけ洗って、また入って次は10分つかって、出て体洗って、また5分はいって、出て涼んで、また5分入ってってやるの。

出るたびに体重計にのって「あ、300グラム落ちた」とかいう感じで。


ぼくの体格だと、お風呂だと1キロくらいは汗で割とカンタンに落ちるのね。

それからなかなか落ちないの。

カッパきて必死に練習したら、その直後には2〜3キロ近くは落ちます。

ただし脱水症状がくる。

熱中症一歩手前みたいになります。

若くて元気だったからできたけど、一歩間違えたら死んでたかもしんない。

そのあと、お医者さんとかに注意されて、それからこまめに水分補給とかしながら、練習するようになりました。

練習で2キロ汗をかいて落としても、練習の最中に2キロくらいの水分をとるようにしてね。

でもそうやっていると、やはり翌日には体重が何百グラムか落ちてました。


ただし、いまこれを読んだ人は真似しないほうがいいと思います。

健康をそこねかねませんからね。

たぶん、ぼくはこれでかなり内臓とか傷めたと思う。

減量は自己責任で。だね。

そしてそんなに苦労して空手の試合に出て、かなり負けてました。(笑)

これは技術の問題かも知れません。

あるいは自分の才能とか、間違った努力の結果だったかも知れません。

でもいまはいい思い出です。


もし皆さんが、本気でダイエットをしたいなら、経験者として、かなりいいアドバイスができるとは思います。


ただし……

ぼくの指導どおりにできれば…… ですけど。