DVDで『バブルへGO!!』という映画を観たのだよ。
思えばわたしもバブルという時代に生きていたのだけど、いい思いなんてひとっつもなかったね。
あの時代……
わたしはマイミクの虎童さんとかと、原宿とかで……
空手の稽古をしてた。(泣)
ジュリアナ東京の近くに友人が支部長をしている有名フルコンタクト空手の道場があって
その道場主と空手の稽古をしてた。(涙)
その頃は、毎夜のごとくマスコミ関係者と飲んでた。
オレの四畳半の部屋で!(号泣)
思えば、あの頃の女は【眉毛】が太かったな〜。 (笑)
思えば、あのバブルの時代、あまりに貧困にあえいでいたのがめずらしかったのか、某トレンディドラマのモデルになってしまったことがある。
わたしをモデルにしたトレンディドラマの役は、ビンボー漫画家で女の子にコクってすぐにフラれる役であったりしたのだった。
実生活はそれくらい苦しかったね。
家賃が払えないのに、五百円玉を握り締めてデートにいってたからねえ。
いよいよ金がなくなってね。
家中の小銭を集めたら、インスタントラーメンが買えるくらいしかなくて、仕方がないから、どこぞにおヤクザにケンカを売って、ファイトマネーを貰おうと本気でケンカを売ったこともあるのだよ。
そういうときはね、絶対誰もケンカを買ってくれないものなのだよ。
そのあとは、がっかりして、友達の家に押しかけて
「メシ食わせろ!」
と。(笑)
わたしのとって、バブルの時代って貧困の時代だったんだねえ……(苦笑)
巨椋修(おぐらおさむ)拝