巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

ビバ! 少子高齢化

何だか世の中では『少子高齢化』が問題になっちょるらしいのです。

でもまあ、いいじゃないっスか。

子どもが少なくなっても、子どもが居なくなるわけじゃないし。
むしろ、これまでが多すぎたんですよ。

1974年には、日本でも「産児制限で人口増に歯止めを」なんて真剣に討議されていたくらいです。

今週の週間「ダイヤモンド」によると、団塊の世代と呼ばれる第一次ベビーブームのとき、1948年に「人口中絶」が容認されてから、出生率が激減しているんですね。

48年に270万くらい生まれていたのが、56年には約170万人に減ってる。
ちなみに56年には、116万件の中絶があったそうな。

中絶への賛否はともかく、少子化はこの国では宿命的ではありますね。

人間がゴチャゴチャ増えすぎるのは、どうかと思うし、まあいいじゃない。世の中から多少子どもが少なくなったって。

それなりにやっていけば、いいと思うのですよ。

考えようによっては『ビバ!少子高齢化』ですよ。

こうなったら、ジジババだけで、茶でもすすりながら楽しくやりましょうよ。


と、いうことで、1983年に流行ったある歌詞をじっくりと読み直そう。
アメリカでは、サミー・ディビス・ジュニアが歌っていたらしいです。



子供達を責めないで」 (1983年) 

Song by 伊武雅刀  Written by 秋元康


私は子供が嫌いです

子供は幼稚で礼儀知らずで気分屋で
前向きな姿勢と 無いものねだり 心変わりと 出来心で生きている


甘やかすとつけあがり 放ったらかすと悪のりする
オジンだ 入れ歯だ カツラだと はっきり□に出して人をはやしたてる無神経さ
私ははっきりいって絶壁です


努力のそぶりも見せない 忍耐のかけらもない
人生の深みも 渋みも 何にも持っていない
そのくせ 下から見上げるようなあの態度
火事の時は足でまとい 離婚の時は悩みの種 いつも一家の問題児
そんなお荷物みたいな そんな宅急便みたいな そんな子供達が嫌いだ


私は思うのです この世の中から子供がひとりもいなくなってくれたらと
大人だけの世の中ならどんなによいことでしょう
私は子供に生まれないでよかったと胸をなで下ろしています


私は子供が嫌いだ ウン!
子供が世の中のために何かしてくれたことがあるでしょうか
いいえ 子供は常に私達おとなの足を引っぱるだけです
身勝手で 足が臭い
ハンバーグ エビフライ カニしゅまい
コーラ 赤いウインナー カレーライス スパゲティナポリタン
好きなものしか食べたがらない 嫌いな物にはフタをする
泣けばすむと思っている所がズルイ 何でも食う子供も嫌いだ


スクスクと背ばかり高くなり 定職もなくブラブラしやがって
逃げ足が速く いつも強いものにつく
あの世間体を気にする目がいやだ
あの計算高い物欲しそうな目がいやだ 目が不愉快だ
何が天真爛漫だ 何が無邪気だ 何が星目がちな つぶらな瞳だ


そんな子供のために 私達おとなは 何もする必要はありませんよ
第一私達おとながそうやったところで ひとりでもお礼を言う子供がいますか
これだけ子供がいながらひとりとして 感謝する子供なんていないでしょう
だったらいいじゃないですか それならそれで けっこうだ
ありがとう ネ 私達おとなだけで 刹那的に生きましょう ネ


子供はきらいだ 子供は大嫌いだ 離せ 俺は大人だぞ
誰が何といおうと私は子供が嫌いだ 私は本当に子供が嫌いだ〜〜〜