巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

『昔は良かった』と思っている人は哀れだ・・・



昔は良かったと思っている人は、ただそれだけで哀れだ。

まず、少なくとも、その人自身は「いまより昔の方が幸せだった」と思っているわけで、それが事実であろうとなかろうと、それだけで可哀想な人といえる。


例えば「バブルの頃は良かった」と思っているオジサンに聞きたい。

本当にあの時代はそんなに良かったのですか?

あの、ヤクザと銀行が結託し、地上げを行っていた時代。金持ちのブサイクはアッシーやミツグくんといわれ女の子にバカにされ、金持ちでない男や、乗っている車が高級外車じゃないと女の子に見向きもされなかったあの時代が、そんなに良かったのでしょうか?

何度断っても銀行が会社にやってきて金を借りろといい、いま以上に政治家はワイロを要求し、以上に地価や家賃が値上がりした時代は本当に今より良い時代でしたか?


昭和時代は良かったといっているオバサンに聞きたい。

昭和30年代は、女性の自殺率は現在よりもはるかに多く、未成年のレイプ犯はいまの40倍、親殺しは20倍も多く、幼児が殺される率が現在より12倍も多かった時代が、いまより良い時代なのでしょうか?

やはり昭和30年を例にとると、男の平均寿命が約63歳、女は約67歳と現在よりはるかに短いのだが、それはいま良いことなのでしょうか?


昔の人は人情があってというが、前述したように殺人やレイプが頻発している時代を人情豊かな時代というのでありましょうか?

隣近所の人たちとの心の触れ合いがというが、それは反面、お互いがお互いに干渉してくるプライバシーが少ない時代なのではないのでしょうか?


皆さんはこれからそんな時代目指したいですか?





正直いうと、わたしはそうは思わない!




わたしは10年前よりいまのほうがいいと思うし、20年前30年前でも、いま現代が一番いいと思ってる。


そもそも20年前にはいまほど携帯もパソコンも発達してなかったし、数年前と比べてもいまの方がが便利だし。


「いや巨椋さん、これから戦争が起こるかも知れないし、放射能とか食品の汚染とかでどんどん生きにくくなるに決まってるよ。少子高齢化も進んでるし」


などと耳打ちしてくる人がたまにいる。






このうつけ者が!!






これから戦争が起こるかも知れないのなら、いまからそれに怯えるのではなく、なんとか予防する方法を考えれば良いではないか!






放射能や食品の汚染が怖いならそれを、防ぐようにすればいいのだ!







それに少子高齢化のどこが悪いというのだ!!







いま本当に問題になっているのは世界的な人口爆発なのだ!!


それに人々が長生きして、お年寄りが多くなることのどこが良くないというのだ! めでたいことではないか!!






不平不満や文句をいうヒマがあったら、そういった増えてくるお年寄りたちをいかに幸せにするかを考えい!!







まったく愚かな者どもよ、キサマらの話しを聞いていると、不幸を望んでおるようにしか聞こえんわ!


吾輩はそんな者どもとは付き合いたくもない!


例えこれから戦争が起きようとも、それは不幸なことではあるが、我々人類はそこから学び、一時的には不幸になろうとも、大きな目でみれば、やがてより良くなっていくと吾輩は思っておる!


人類は学習する生き物なのだと吾輩は信じておる!!



吾輩と一緒に今年より来年、そして10年後20年後良くなっていると思っている人のみ、吾輩について来るがよい!


よりおもしろおかしく、そして楽しく生きようではないか!



巨椋修(おぐらおさむ)拝





巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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