人間という生き物は、マジメとシャレの中間に生きているのである。
よって大マジメは場面でも、ときとして笑っていいのか悪いのかわからないことも起きるのである。
例えば、知人の某は、痔を患っていたのである。
あまりにつらいので、病院にいったのである。
そこで生まれてはじめて、他人に尻の穴に指を入れられるという経験をしたのである。
そのとき彼は、「処女を奪われたような気がした」そうである。
さらに医者がいったのである。
「次はいつ会える?」
本当は
「次はいつ来られますか?」
と、言ったのかもしれない。
しかし、精神的ショックから、知人にはそう聞こえたのかも知れない。
でも本人はちょっとコワかったそうである。
彼はそれ以来、痔の病院には行っていないのであった。