昨日は、新極真会の第41回オープントーナメント全日本空手道選手権大会に行ってきたのだよ。
驚くべきことに、新極真カラテのトップ選手の多くが、30〜40歳くらいの年齢なんです。
これは別に、若手が育っていないということではなく、ベテラン選手が年齢を重ねるごとに強くなっていくため、若手がなかなか追いつけないということのようなのです。
これは実におもしろい現象といってもいいでしょうね。
他のスポーツや格闘技などでも、現役選手のエイジレス化が進んでいるようですが、カラテの中でももっともハードな競技である新極真カラテに、それが顕著に見て取れるのです。
そして、新極真カラテの40歳前後の選手たちが
「わたしは、去年より強くなっている」
と、口々に語り、試合でそれを証明しているのは、驚異といってもいいでしょう。
そして若手もぐりぐりと台頭してきていて、実に楽しみです。
今回の優勝は、塚本徳臣選手。
かつて全日本選手権を3連覇したり、世界大会で優勝したりという輝かしい成績をもつ選手です。
心からおめでとうございます。
さて、大会が終わると、その後に赤坂プリンスホテルで打ち上げパーティーがあるのですが、わたしも参加してきました。
そこで、優勝した塚本選手と一枚。
さらに全世界チャンピオンである塚越孝行選手と一枚。
塚越選手は、今大会こそ優勝を逃したものの、次の世界大会の優勝候補であることに違いはありません。
ぼくは塚越選手が、茶帯の学生時代から知っていて、取材に行くと、車で送り迎えまでしていただきました。
普段はノンビリした人で、それがいまや世界チャンピオンだもんなあ。(笑)
さらに軽量級世界チャンピオンである谷川光選手。
いぶし銀の業師、野本尚裕選手。
女子軽量級世界チャンピオンの兼光のぞみ選手。
そして、今大会で氷割り(それも膝蹴りで)をやって見せてくれた石原延師範(左)と、平山竜太郎師範、村山務選手。
みんなみんな、凄い人たちなのでありました。
てか、凄いなあ……