巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

日本人は首狩り族なのだ!!

宗教は人類に何をもたらしたのだろう?

いまもキリスト教徒とイスラム教徒が争っている。


神の名の元にどれだけの虐殺が繰り返されたのだろうか?


日本人の中には


「それはイスラムキリスト教の話しで、日本ではそんなことはない。日本は平和を愛する民だ」


などと寝ぼけたことをいう人がいる。



日本人などつい100年前まで、罪人の首をはね、さらし首にしていた民族なのだ。



戦場では、狩った首を腰にいくつもぶらさげて戦場を走り回っていたのだ。それが平和の民とは恐れ入る。




首を狩られた敵将は、首を塩漬けにされ、首実験といって、敵将の前に出されるのが恒例であったのだ。





宗教もしかりだ。



ともすれば


「日本の仏教はキリスト教のように異教徒を虐殺したり、戦争をしたりしない」


といいきる人がいるが、戦国時代織田信長をもっとも苦しめたのが、一向宗本願寺である。



彼らは手に武器をとり、仏の名の元に戦争に参加していたのだ。



だから、言ってしまえば日本では織田信長という独裁者が、またはその後の秀吉とか家康が、徹底的に宗教弾圧を行うことで、日本の宗教は牙を抜かれてしまっただけのことなのである。



もしかしたら、この世でもっとも多くの人間を殺しているのは、「神」や「仏」や「平和」、「愛」、「正義」といったキレイな言葉を放つ人たちなのだろう。



100年前まで、人の首切りを手柄として、さらし首を行なってきたのが、我らが日本人なのだ。



これを首狩り族といわずして、なにをいわんや。




日本人は、間違いなく近世まで首狩り族であったのだ!