巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

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米軍が北朝鮮を攻撃する可能性



(引用:http://saigaijyouhou.com/blog-entry-16264.html


 先日、米軍がシリアの軍事施設を攻撃した。表向きの理由は、トランプ大統領化学兵器使用がアサド政権によるものと断定したからだという。元々トランプ大統領は選挙で「世界の警察をやめる」と公言していたが、あっさりとそれを翻したことになる。


 そしてほぼ同時に原子力空母カール・ビンソンを中心とする第1空母打撃群が北朝鮮方面に向かっている。


 北朝鮮第四次中東戦争のときシリアに派兵するなど、シリアとは親密な関係であり、化学兵器同様「許されざる兵器」である核兵器の開発に余念がない。


 つまりシリアを攻撃したがごとく米軍が北朝鮮を攻撃する可能性は極めて高いと言わざるを得ないのだ。しかもロシアを無視しても攻撃であった。北朝鮮の場合、中国との関係があるが、北朝鮮を攻撃する場合、中国をも無視する可能性は低くない。


 ただ、シリアと北朝鮮の違いは、核兵器という超兵器をすでに持っていることだ。多くの人はそのため、同盟国である韓国と日本が核攻撃の危険にさらされるため、戦争は起らないと踏んでいるが、いささか甘い。


 ちなみにイラク戦争のとき、ブッシュ大統領は「イラク大量破壊兵器保有している」と決めつけて攻撃をはじめたが、結局大量破壊兵器は見つからなかった。今回もシリアが本当に化学兵器を使用したかどうかは、なんともわからないが、戦争には必ず大義名分が必要であり、アメリカはときとして大義名分をデッチあげてでも戦争をしたという歴史がある。


 そしてトランプ大統領にとって大切なのはアメリカであり、同盟国ではあるものの異教徒で有色人種である日本や韓国のことなどほとんど考えていないであろう。


 移民の国アメリカは、実はキリスト教大国であり、宗教差別が激しい国なのだ。


 例えば、アメリカ人の8割近くがクリスチャンだが、次に多いのが「無宗教」であり、その次はユダヤ教で、アメリカのユダヤ教徒はわずかに1.7%程度しかいない。つまりアメリカはキリスト教大国であり、それも圧倒的にプロテスタントなのだ。


 ゆえに、45人いる歴代アメリカ大統領のうち、カトリックはわずかにJ・F・ケネディのみであり、一説によるとケネディ暗殺はカトリックだったというのが無関係ではないという説がある。


 他にもヒロシマに原爆を落としたエノラゲイの乗組員は全員カトリックであった。かくのごとく同じキリスト教でもカトリックは差別の対象となっている。


 そして多くの日本人は、「プロテスタントよりもカトリックの方が信仰心がゆるい」と勘違いしているようだが、実際はプロテスタントのほうが戒律が厳しいのだ。


 大東亜戦争中、日本への核兵器投下は、日本人が異教徒で有色人種であるからできたという説があり、その真実味は高い。それならば日本と同様に敵対していたナチス・ドイツに原爆を投下しても良かったはずなのだが、事実上アメリカはそれをしていない。

 さらにいまのところ、北朝鮮アメリカ本国に到達しているミサイルを開発できておらず、いまのまま北朝鮮を放置していれば、近々開発されてしまうのは目に見えている。


 いまアメリカはアメリカ本国を核の危機にさらさずに北朝鮮を直接攻撃できる最後のチャンスでもあるのだ。


 よって、今回、米軍が北朝鮮を攻撃する可能性は極めて高いといえる。






 巨椋修(おぐらおさむ)拝


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巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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