1960年に作られたテレビの実写版『鉄人28号』を観まして、いろいろ面白かったのです。
鉄人は最初、トランジスタを奪いに研究所を襲うのですが、その目的は鉄人は真空管で動いていて、より高性能化するためにトランジスタを奪うため。
え? と思ったのですが、鉄人は太平洋戦争末期、日本軍が最終決戦兵器として開発中のロボット部隊のために開発されたという設定。ちなみに終戦は1945年。トランジスタが発明されたのは1947年ですから、最新科学であったわけです。
そして実写版鉄人28号が予想以上に小さい!
せいぜい2メートルくらいか・・・
全身像。足が細くやや内またでアンバランス。どことなく2001年にネット界で話題になった中華ロボット『先行者』を彷彿とさせるシルエット。
(先行者とは、2000年に中華人民共和国の国防科学技術大学が開発したとされる人型二足歩行ロボットである。日本では『侍魂』というサイトで話題になった)
鉄人28号は、28番目に作られたロボットだから、当然27号や26号もある。
これが日本帝国が最新の技術で開発した鉄人26号である。
ギャグか・・・ ギャグなのか・・・!?
そしてこれが鉄人27号である!
ふ・・・ ふざけているのか!?
いやふさげているわけではあるまい。1960年製作の特撮ドラマ『鉄人28号』は当時としては最新技術を駆使して作られたはずなのだ。そしてなんといってもアドバイザーはSF小説界の巨星、星新一先生なのだ!
当然、主題歌もカッコイイぞ!
♪不敵な夢はラジコン操縦
電子だ 原子だ ピカピカギラギラ
小さいぼくらの あこがれだ♪
この歌詞を演歌調で歌っているのだ!
詳しく知りたい方はYouTubeに挙がっているからこちらをどうぞ。