ども、超常現象研究家(嘘です)の巨椋修です。
超常現象、つまり超能力や心霊現象の歴史というのは、
トリック、バレる
トリック、バレる
の、繰り返しでございます。
(これはホント)
しかしだねえ。
人は信じたいのだよ。
超常現象を。
大安仏滅などを信じている人は少ないと思うのですが、現代でも病気等で入院している患者さんは大安の日に退院したいという思いが強いらしく、退院を大安の日まで引き伸ばし、そのために緊急入院患者のベッドが足りなくなるなんてことがあるそうな。
丙午(ひのえうま)の年に生まれた女性は不吉という言い伝えがあって、丙午は60年に一度あるそうなんですが、この前の丙午(1966年)では、前年より、出生率が27%も少なかったそうな。
占いを信じないなんて人も、いざ、自分の子どもが生まれるときに、字画を調べたりするものなのであります。
ある学者が、国立大学の学生を相手に、調査をした結果によると
●テレパシーはあると思っている人 86・5%
●交通事故等で死んだら、地縛霊になる場合がある 58・5%
●霊感のある人は未来を正確に予言することができる 54・5%
なんて統計もあるそうな。
なんでも、文系の学生よりも、理系の学生の方が、超常現象を信じやすいという統計もあるそうです。
また、超常現象を信じる一番多いパターンは、自らそういった経験をしている場合。
ついで、知り合いがそういった経験をしている場合だそうな。
また、一度信じてしまった場合、自分の都合の悪いことは、どんなに科学的に証明されようとも、信じようとしないらしいのです。
これを社会心理学では、『認知的不協和理論』といい、不協和(自分に都合の悪いこと)を認知しようとしない心理が人間にはあるそうな。
それはそれでいいではないかとも思うのですけどね。
ただ、1999年のノストラダムスの大予言を信じてしまい、人生を変えてしまった人とかが知り合いにいたりするので、そこまで信じるのはどうかと思うのでありますよ。
ちなみに最近の例では、ブラジルのジュセリーノ・ダ・ルースの予言が流行っているのですが、90%は外れているそうな。
おもしろいね。