え〜、以前、書いたことがあるかも知れませんが、わたし巨椋修(おぐらおさむ)は、小学6年生のとき、亀頭が割れたことがあります。
それは友人の自転車を借りて、坂道を疾走していたときのことでございました。
その自転車は、最新式のサイクリング車で、新品、ドロップハンドルの本格派。
実は、そのとき初めてドロップ式のハンドルを握ったんですね。
で、坂道を疾走しました。
ところが、ハンドルを握るところを間違えてしまってですね。
ブレーキが手の届かないところを握ってきたんです。
坂道の下はT字路です。
下の道では、自動車がぶんぶん横断しています。
巨椋、小学6年にして、死を覚悟いたしました。
そして、幸い自動車にはぶつからず、T字路にある塀に激突したのでございます。
そして、ぶつかったときにわたしの股間は、自転車のハンドルの付け根にも激突!
わたしは大破した自転車の横で、両手で股間を押せ、まるで浜に上げられた海老のごとくビクンビクンしておりました。
苦痛のため叫び声をあげたかったのですが、とても声にならず
「オウ! オウ! オウ!」
と、まさしくオットセイそのものの声を上げてのた打ち回っておりました。
心配して走りよってくる友人たち。
どうやら、ぼくは立ち上がることができました。
そして大破した自転車を引きながら、帰路にたったのです。
その帰路の途中、友人が真っ青な顔でわたしの股間を指差して
「お……、おさむくん……」
わたしも、自分の股間に目を落としました。
真っ白は体操ズボンが……、真っ赤に……!
そっとズボンをあけて除いてみました。
ちんちんの先っぽから、鮮血がたらーりたらり。
家に帰るとちょうど、お風呂がわいており、
そのまま入りました、
透明のお湯にちんちんのさきっぽから、鮮血がどっくんどっくんと、噴出しているではありませんか。
よくよく見てみれば、亀頭の先がパックリ割れておりました。
翌日……
わたしの亀頭は膿まみれになっておりました。
終わったと……
わたしの男はすでに終わったと……
本気で思った小学6年の思い出でございます。