ある「ひみつけっしゃ」の会合にいってきたのだよ。
そのひみつけっしゃは、かわいそうな人の集まりで、バトルでしか人とコミュニケーションできない人たちなのである。
いわゆる
「言葉はいらない。拳で語ってくれ」
という人たちで、なぜか全日本や世界クラスの格闘家から、陰日向に咲く格闘家、格闘技ヲタク、プロレスファンまでも包含する、じつにアヤシイ団体なのである。
たとえば
マイミクの拳法つかいの哲さん、サラリーマンK-1ファイターの大渡さん、ボクサーのSさん
(3人は同僚である)
といったと人とか
全日本サンボ連盟理事のヨシザワさん、後ろにうっすらと背後霊のように写っている格闘番長虎童さんとかが、いたりするのである。
ちなみにヨシザワ先生には、わたしと、我が陽明門護身拳法門下生に、サンボの技を講習していただくことになった。
サンボは柔道とかなり近い技術なので、陽明門門下生で、柔道白帯の人たちはヨシザワ先生に技術を習って、柔道黒帯を目指そうという企画もある。
この講習会には、このひみつけっしゃの人たちもご参加いただき、交流を深めることができたらと思う。
このひみつけっしゃができて、もう21年になる。
ぼくは、初期から参加している最古参の1人である。
よくこんなアブナイ人たちと20年も付き合って、無事であったなあと、自分の幸運さを誉めてあげたい気分である。
いや
マジで。