巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

コンドームの使い方を知るべき年齢

厚生労働省の調査によると、





『コンドームの使い方を知るべき年齢は

13〜15歳が46.5%。10〜12歳も14.6%あり、中学生までに計61.8%が知るべきだと答えた。

回答者の年齢別では、男性の30〜34歳と女性の25〜29歳で15歳までに知るべきだと考えている人が約7割に達した。

「セックス(性交渉)」についての知識も65.7%が15歳までに知るべきだと回答。

エイズとその予防」については71.8%が15歳までに知るべきだと答えた』





という。


産婦人科医で、社団法人・日本家族計画協会の北村邦夫・常務理事によると


「インターネットなどで性情報がはんらんする中、性の問題について

『寝た子を起こすな』

という態度ではいけないということではないか」


というご意見らしい。





そういえば、以前、東京都の

きょういくしゃのえらいせんせいたちや





ゆうめいでえらいがくしゃさんや





子どもを思うえらい市民団体のみなさまが




中学生以下のSEXを法律で禁止しようと
検討しておりましたなあ。(笑)






ほれから長崎の小6児童同級生殺人事件で、長崎県のえらい教育委員会の人がこんなこと言っておりました。



この事件で、加害児童が、


加害者の児童がホラー映画を観てたとか


生徒のメール交換とか


交換日記とかしとったことを、担任が知らなかったのが


今回の事件を防げなかったことのひとつである。





みたいなことを言ってましたねえ。(笑)


これも市民の皆様の、




「学校は何をしとるんじゃ、責任を
とれ!」


とか、


「学校、行政の管理が悪い!」




という善き市民の声を反映したものなんでしょうなあ。


先生も大変だねえ、児童生徒がどんな映画とか小説を読んどるかとかメールのチェックをしなきゃならんようになるかも知れませんもんねえ。



戦前の憲兵やナチの親衛隊並の、強制力ですが、これも市民の望みなんですねえ。(笑)





さて、コンドームの利用の仕方を義務教育で教えるのは、いいとして、きっと利権がからんでくるんだろーなー。



「ぜひ、我が社のコンドームを授業に使ってください」



って、業者が各学校にまわって、



「試供品ですから」



なんて、大量のコンドームを職員室に置くようになって


先生は、先生で、



「これ、どうしょう?」


「わたしたちで使うしかないでしょう」



ってことになって、同僚はもちろん、生徒や保護者相手に使って使って使いまくるようになったりして。




仕方ありません。





これも保護者や、善き市民の声に従ったための副作用なんですもん。

え? ちがう?(笑)