41年前の今日、ブルース・リーは永眠した。32年間の生涯であった。
昨日、偶然にもわたしはオルタナパブリッシングさんが出版した『ブルース・リーの実像 彼らの語ったヒーローの記憶(メモリーズ)』を完読したばかりであるので、この本についての感想を書こう。
この本は生前、ブルース・リーと親交のあった人たち12人のインタビュー集である。
『ドラゴン危機一髪』『ドラゴン怒りの鉄拳』の監督、ロー・ウェイとブルースは仲が悪かった。一度など、ロー・ウェイ監督は、ブルースにナイフを突きつけられ警察沙汰になったことがあるという。
ブルースは激昂しやすい性格であったようだ。
『燃えよドラゴン』で共演したボロ・ヤン(ヤン・スエ)や『ドラゴンへの道』で共演したロバート・チャンはブルースについてとても好意的なことを言っている。
他にも『燃えよドラゴン』のカメラマンや出演者、他の映画のスタッフ、幼なじみ、恋人などのインタビューがおさめられていて、他のブルース・リー本とは一線をかくしたものとなっている。
ブルースのファンや香港映画ファンはぜひ読んでみてほしい。
あとがきは日本の映画監督である河崎実監督が書いていた。
(※河崎実監督と、2013年1月)
河崎実監督といえば最近、壇蜜さん主演で『地球防衛未亡人』という映画をとったばかりの監督である。
おっと話しがズレた。
ブルース・リーは映画アクションの歴史を変えた男である。
映画史を観ていくと、アクションがブルース・リー以前とブルーリ・リー以後では明らかに変わったのだ。
また、ブルース・リーは格闘技を変えた男でもある。
ブルース・リーがいなければ、いまの総合格闘技ブームも起こらなかったであろう。
いまの格闘技が普通に使っているビックミットはブルース・リーが考案したものだし、総合格闘技で使っているオープンフィンガーグローブもブルース・リーが最初に考案したものだ。
また、ある意味、彼名哲学者でもあった。
不思議な男であったよなあ・・・ とにかく彼は歴史を変えた人間の一人であった。
ジェームズ・コバーンやスティーブ・マックイーンといったハリウッドんほトップスターが、ブルースに弟子入りしたというのもわかるような気がする。
とにかくきょうは一人の英雄の命日である。
合掌。
巨椋修(おぐらおさむ)拝
巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。
陽明門護身拳法のHPはコチラ。門下生募集中!
http://members3.jcom.home.ne.jp/yohmeimon/
門下生募集中!お問い合わせは osaogu@yahoo.co.jp まで。