巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

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ブルース・リーの実像とブルースの命日


本日、7月20日ブルース・リーの命日なのである。

41年前の今日、ブルース・リーは永眠した。32年間の生涯であった。

昨日、偶然にもわたしはオルタナパブリッシングさんが出版した『ブルース・リーの実像 彼らの語ったヒーローの記憶(メモリーズ)』を完読したばかりであるので、この本についての感想を書こう。

この本は生前、ブルース・リーと親交のあった人たち12人のインタビュー集である。

『ドラゴン危機一髪』『ドラゴン怒りの鉄拳』の監督、ロー・ウェイとブルースは仲が悪かった。一度など、ロー・ウェイ監督は、ブルースにナイフを突きつけられ警察沙汰になったことがあるという。

ブルースは激昂しやすい性格であったようだ。

燃えよドラゴン』で共演したボロ・ヤン(ヤン・スエ)や『ドラゴンへの道』で共演したロバート・チャンはブルースについてとても好意的なことを言っている。

他にも『燃えよドラゴン』のカメラマンや出演者、他の映画のスタッフ、幼なじみ、恋人などのインタビューがおさめられていて、他のブルース・リー本とは一線をかくしたものとなっている。

ブルースのファンや香港映画ファンはぜひ読んでみてほしい。

あとがきは日本の映画監督である河崎実監督が書いていた。


(※河崎実監督と、2013年1月)

河崎実監督といえば最近、壇蜜さん主演で『地球防衛未亡人』という映画をとったばかりの監督である。

おっと話しがズレた。


ブルース・リーは映画アクションの歴史を変えた男である。

映画史を観ていくと、アクションがブルース・リー以前とブルーリ・リー以後では明らかに変わったのだ。

また、ブルース・リーは格闘技を変えた男でもある。

ブルース・リーがいなければ、いまの総合格闘技ブームも起こらなかったであろう。

いまの格闘技が普通に使っているビックミットはブルース・リーが考案したものだし、総合格闘技で使っているオープンフィンガーグローブブルース・リーが最初に考案したものだ。


また、ある意味、彼名哲学者でもあった。

不思議な男であったよなあ・・・ とにかく彼は歴史を変えた人間の一人であった。


ジェームズ・コバーンスティーブ・マックイーンといったハリウッドんほトップスターが、ブルースに弟子入りしたというのもわかるような気がする。


とにかくきょうは一人の英雄の命日である。

合掌。







巨椋修(おぐらおさむ)拝


巨椋修(おぐらおさむ)は陽明門護身拳法という護身術&総合格闘技の師範をやっています。

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