昨日、池島ゆたか監督作品『おやじ男優Z』のマスコミ試写会に行ってきたのだよ。
そもそも池島ゆたかとは何者か!?
ウィキペデアにはこうある。
ピンク映画界において“巨匠”と呼ばれる監督がいる。
池島ゆたか監督である。
ウィキペディアによると
2009年に、山口玲子出演「淫乱なる一族:絶倫の果てに」(英題:The Japanese Wife Next Door)のDVDが、米国Amazon.comの邦画セールス・ランクで、アカデミー賞受賞作「おくりびと」(滝田洋二郎監督)を超えて1位となる。
ロスアンゼルスで開催されたBOOBS & BLOOD INTERNATIONAL FILM FESTIVAL(「おっぱいと血の国際映画祭」)にて、クエンティン・タランティーノ、ロジャー・コーマン等と共に、International Lifetime Achievement Awards(国際特別功労賞)を受賞した。
とある。
(参照;http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E5%B3%B6%E3%82%86%E3%81%9F%E3%81%8B)
つまりクエンティン・タランティーノやロジャー・コーマンと並ぶ、大監督なのである!
ぼくがはじめて会ったのは、4年前であったか5年前であったか・・・
知り合いの紹介で吉祥寺で飲み、そのままぼくの自宅に移動して朝まで痛飲したのが最初。
それからお付き合いをさせていただいております。
池島監督は「ミスターピンク」と呼ばれるピンク映画の超大物なのだが、その監督がなんと、このたび自主映画と撮ったというのだ!
その映画こそ『おやじ男優Z』である!
内容は
脱サラして独立したものの、商売に失敗し妻子に逃げられた50男は、汁男優という仕事をやることになった。
マンガ喫茶に暮らしていた主人公は、AV現場で知り合ったワケアリ中年男性二人と共同生活をすることになる。
そこに天使のような売れっ子AV女優が転がり込んできて・・・
という大人のファンタジードラマである。
池島作品のほとんどは作中に笑いが入っているのだが、この作品もしかり!
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2014で、大評判をとり、さらに女性客から評判が良かったという作品なのだ。
ぜひ観て欲しい!
ちなみに試写会を観にいったときのことだ。
上映前に池島監督がステージで話していたのだが、これまでえ100本以上の映画を監督してきたのだが、自主映画は初めて。
これまでは、上映が宣伝は全部、映画会社がやってくれていたのだが、今回は自分でやらなくてはならず、お客の入りもこれまであまり気にしたことがなかったが、今回は非常にドキドキしているとのこと。
これまでは自分の作品が上映しているときは、すでに次の作品を撮っていたため、今回初めてある意味で『映画というものに向き合っている感じがしている』と、語っておられた。
『おやじ男優Z』の上映は、本年10月25日から
渋谷ユーロスペースにおいて、3週間におよぶレイトショーで上映とのことだから、ぜひ!
巨椋修(おぐらおさむ)拝