巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

自分とは心なのではないでしょうか?

自分とは何かと考えたとき、それは「意識」とか「心」とかいうものなんだろうと思う。


個人というものは、皮膚に閉じ込められた肉体と、頭蓋骨に遮蔽された脳でできていて、個人の快や不快は直接他人には伝わらない。


自分の腕や足は自分の一部であって、ちょん切ってしまえば、その手足はもはや自分ではないのだから。




顔を手術か何かで、ぜんぜん違う顔にしたとしても、その顔は自分の顔。


たとえ「別人のよう・・・」って言われたとしても、それは自分の顔。


つまり自分っていうのは、その人の心。


その心というのは、何もしないと他人には伝わらないようにできているのね。


どんなに愛し合っている二人が額を引っ付けて眠っても、同じ夢を見ることはできないでしょ。


だから言葉や態度というものが大切になるの。


だから、優しさと思いやりと妥協が大切になってくるんだよ。


愛は奪うあうものでも、一方的に押し付けるものでもないから。


心が自分。心を伝えるのが言葉や態度。


だから心を大切にしたいと思うのだよ。





巨椋修(おぐらおさむ)拝