巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

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映画『地球防衛軍』を観る



友人のケシガニさんが、「地球防衛軍」という映画のDVDを貸してくれたので、ありがたく鑑賞する。

昭和32年(1957)の作品にしては、実に発想がおもしろい。

ウキィペディアによると

「日本初の宇宙人による侵略ものであり、巨大ロボットが登場する日本初の映画。また、地球人と宇宙人の結婚を最初にとり上げた世界で最初の映画でもある」

とのこと。

そうなんだよね、宇宙人が地球にやってきて、自分たちの子孫繁栄のために、5人の地球の女たちを結婚相手によこすように要求するんだよね。

しかも写真つきのご氏名で(笑)。

しかもしかも、すでに3人の女を拉致しちゃってるし。

このなまなましい要求にむむむ……の地球人たち。


まあ、「地球外知的生命体フォーラム」にも書いたけど、宇宙人に誘拐されたという人の中には、宇宙人とセックスをしたり、宇宙人の子どもを孕んだという人もいるんだけど、この映画『地球防衛軍』のスゴイところはね、宇宙人に最初に誘拐された人が現れたのが、1961年の「ヒル夫妻誘拐事件」からなんだ。


この映画が1957年だから、ヒル夫妻の事件に先んずること4年!

もしかしたら、宇宙人による地球人誘拐を描いた最初の映画かも知れない。


そう考えると、この映画は発想のおもしろさがわかってもらえるかも知れない。

なんでも欧米では、この「地球防衛軍」が、日本の特撮映画の中で初代「ゴジラ」と並ぶ人気だというのも何となくわかるような気がするなあ。











巨椋修(おぐらおさむ)拝

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