巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

宇宙人を考えるには地球中心主義を改めよ

こんな文章を『地球外知的生命体フォーラム』に書いたので、ちょっと転載します。



宇宙人について考えるには地球中心主義を改めねばならない。

地球中心主義とは何か?

まず地球人が信じている“科学への盲信”を疑うことだ。

では、まず宇宙人の存在について“科学的”に考えてみよう。

まず、最新の科学によると宇宙がビックバンによって誕生してから、約137億年になるという。

そして地球が誕生したのが46億年前。

地球で生命が誕生したのは39億年前。

つまり、原始的生命からホモサピエンス(地球人)に進化するまで約39億年の年月がかかっているということだ。

地球人をモデルにすると、原始生命体が知的生命体なるまで宇宙誕生の3分の1以上の時間が必要ということになる。

そして原始生命体から知的生命体が生まれるのは、極めてまれで地球というやたら生命の種類が多い星でも、宇宙に行けるほどの科学力をもっているのはホモサピエンス一種類しかいない。


そのホモサピエンスでも、宇宙に行けるようになって、まだわずか50年程度しかたっていないのだ。

よって、もしかしたら、地球外知的生命体がいたとしても、 もっとも科学が進んでいるのは地球人かも知れない。

また、宇宙人が地球に来ているとして、地球の科学ではもう一つ重大な問題が起こってくる。

それは地球外生命体のいる星と地球の距離と時間の問題だ。

もし地球人よりも科学が発達した宇宙人がいたとしても、現在もっとも速いと言われている光のスピードで、100億年かかるような星にいたとしたら、その星から地球にやってくるためには、100億年以上の年月がかかってしまう。

100億年という気の遠くなる年月でなくとも、50光年の星からやってくるとして、片道で50年以上かかるのだから、それでも地球人的には長い年月だ。

それだけの年月をかけて地球にやってきたのに、そして地球人よるもはるかに高度な科学力があるのに、なぜか宇宙人たちは地球人から隠れて、たまに目撃されたり、たまに地球人をUFOに誘拐して下半身に調べたり、インプラントを埋め込むなどということは、地球人の常識からいってかなりおかしいとしか言えない。


そういったことを踏まえつつ、地球外知的生命体が地球に来ていると考えるとすると、地球の常識を捨てなくてはいけない。

地球人が考えている時間や距離、宇宙や地球の歴史は、所詮地球人が知っているただ一つのモデルケースしか導いたものにしか過ぎないのだ。

原始生命から知的生命が誕生するまで、地球の場合は39億年かかったが、それは、ただ一つの地球上におけるモデルケースにしか過ぎない。

他の星との距離と時間もしかりで、すでに我々は相対性理論によって、時間や空間が一定ではないことを知っている。

それだけ知っていながら、我々はただ一つのモデルケースしか知らないため、どうしても「人間中心主義」「地球中心主義」から逃れにくいのかも知れない。

しかしそれでは、地球が宇宙の中心で、太陽も全宇宙も地球を中心に周っているといっていた中世の人たちと変わらないと言える。

我々は、 もうそろそろ中世の「地球中心主義」から卒業してもいいのではないだろうか?

巨椋修(おぐらおさむ)拝

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