巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

幽霊は実在するか?


夏であります。

日本における夏は、なぜだか幽霊やお化けのシーズンであります。

さて、「幽霊は実在するか?」

という問いに対して、わたし巨椋修(おぐらおさむ)は迷わず、そして確信を持って


「見えたり感じたりする人には実在する」


と答えます。

世の中には、「目に見えないものは……」という人もおりますが、目に見えなくても、実在するものはたくさんあります。

電気、風、放射能などなど。


しかし、これらは目に見えなくても、物理的に証明できます。

幽霊は物理的に証明はできません。

しかし、わたしは「見えたり感じたりする人には実在する」と確信している。

なぜか?

思念の中に実在していると考えているのです。

つまりは思念の中に実在していない人には実在しない。

あるいは思念の中に存在はするが実在はしない。

「な〜んだ」

と、思うなかれ。

わたしが、このように考えるようになったのは、幻聴・幻覚を見る人のことを考えるようになったからなのです。

わたしたち健常者には、幻覚も幻聴も見えませんが、精神病や薬物依存症の人たちには


【確・実・に・実・在・す・る!】


わたしたちには、見えなくて、実在しなくても、その人たちの脳内には

【確実に見えており、実在している!】

彼らにとって、それは


【幻・覚・で・は・な・く・現・実・な・の・だ!】


彼らの中には、その声やその映像を見て、人を殺すこともあれば、自殺することもある。

恐怖に怯えて動けなくなることもある。


それは物理的には証明できないかも知れませんが、それは彼らの中には居る!

その目物理的には証明できない“何か?”に怯え、自殺までしようとする人たちを、皆さんは笑うことができましょうか?




例えば、わたしなども【空耳】を聞くことがありますが、それは物理学的な、音声ではないかも知れませんが、わたしの耳には、【実際に聞こえている】のです。


「いや、巨椋さんそれは違うよ」

と、言うべからず。

皆さんが言いたいことはわかっております。

また、誰かが自殺した場所などで、何も知らない人が幽霊を観てしまうなんてこともあったりします。

それが錯覚なのか? 実は知らない間に何かの情報が入っていたのかは不明。

まあ、どちらにせよ人は常に【懐疑する心】を忘れてはいけません。

そうじゃないと、簡単な霊感商法やデマ、流言、虚言にダマされてしまうことになります。

汝、懐疑する心を忘れるなかれ!


それでも、わたしは、思念という意味で「幽霊は確実に実在する」と思っております。


どうです?


なんかそのほうが恐ろしくはないですか?


実はね、わたしはさっきから、誰もいないはずの背後から妙な視線を感じてならないんですよ。

だから、いま振り向くのが怖いんです。


あなたは何も感じませんか?



ほら、いまあなたの背後にも……