何を隠そう。わたしはポルノ解禁反対派なのですよ。
まんこや陰毛どころか、お尻や乳首などを写真や映像に撮ってすることなど、もっての他だと思っているのです。
大体あんなものは、コッソリやるから面白いのであって、堂々とされたらドキドキもしないじゃないか!
もし街を全裸で歩かねばならないという法律ができて、全員がスタスタと歩き出したら、たちまち慣れてしまうに違いないのです。
それに衣服というのは、保温のためだけではなく、その人の思想を表すことや、異性にアピールするためにも存在するのです。
特に女性が着飾るのは、男性の注目を集めるためでもあるわけですよ。
つまり彼女たちは、着飾ることで男性にお誘いをかけているのです。
お誘いをかけているからといって、誰でもいいというわけではありませんがね。
なんでこんなことを書いているかというと、最近読んだ本に、ここ数年コンドームの売上が激減しているということが載っていたんですよ。
これは何を表しているかというと、セックスをしない若者が多くなってきたということだそうです。
また若者のインポも、急増してきているそうです。
男性だけではなく、女性も性に対して嫌悪感を持つ人や、濡れない人が増えてきているそうなのですね。
原因は、マスコミによる最近のあまりにも過激な性表現であったり、ストレスや、人間関係能力の低下であるそうなんですね。
オナニーはバンバンできちゃうのだけど生身はダメとかね。
え、わたしですか?
もちろんインポですよ。インポ!
うそだと思うなら、試してごらんなさい。そこの美しい人。
どーんと裸で!
どーんと全裸でぶつかってきなさい!!
まあそんなこんなで、やっぱりポルノは厳しく規制して、コッソリとどきどきしながら見るのが一番なのですよ。
実は我が国はね。元々スゴい性的解放国だったのですよ。
室町時代に来た宣教師が、堂々とオトコを誘う女性がいたり、同性愛が堂々とまかり通っているのを見て、びっくりしています。
いまはゲイジツとかいわれている江戸時代の浮世絵も、安物のポルノグラフティですからね。
未婚女性の夜這いの風習は全国にありましたが、「夜這い」の主導権は女性にあって、男性は断られるとスゴスゴと帰らないといけなかった。だからレイプとかもっての他。
女の子の親も、娘にオトコが夜這いにこなければ心配したりして、わざと入りやすいように、したりして苦心をしたそうです。
ちなみに「夜這い」の語源は「呼ばわる」で、女性が男性を「呼ぶ」というものです。
村祭りのときなんか、誰とセックスをしてもいいというお祭りは結構多くて、むしろしないでいるとどこか悪いんじゃないかなんて、いわれることもあった。
セックスのことを「オマツリ」という地方は、いまでもあるそうです。
だからといって、いつでもどこでも誰とでもいうわけじゃなかったんですね。
ちゃんとケジメがあった。
いまのポルノって、ケジメがないでしょう。
もう氾濫しちゃってる。
これじゃあ面白くもなんともない。
だからポルノ解禁反対なんですよ。
と……、いいつつエロ小説とか書きたいと思っています。
ええ、もちろん思いっきりカゲキにね。(笑)