シャボン玉とんだ 屋根までとんだ
屋根までとんで こわれて消えた
シャボン玉消えた とばずに消えた
生まれてすぐに こわれて消えた
風 風 吹くな シャボン玉とばそ
哀しい歌詞である。
この歌は,野口雨情という詩人が書いた作品で,我が子を病で亡くした悲しみから作られた詩であるという。
シャボン玉は子どもを意味し
こわれて消えるは、子どもの死を意味しているという
とばすに消えたとは、成長を前にして亡くなったという意味だ
この歌を聴いて……
この意味を知って……
哀しい気持ちにならない人は、どこか欠落してしているとしか思えない。
例えば、このオレ様のように、
シャボン玉とんだ 屋根までとんだ
屋根までとんで こわれて消えた
を、
屋根まで飛んで壊して逃げただぁ!?
「すげー、シャボン玉って意外に強ぇじゃん!!」
などと誤解をしていたわたしは、もうハッキリいって人間失格です(泣)。
(情けなくって泣きながらの)巨椋修(おぐらおさむ)拝