『ラブドール』というものがある。
いわゆる『高級ダッチワイフ』である。ぼくは使用したことがない。
しかし使用していたらしい(?)人はいたりする。
(参照;巨椋修の結果オーライ『 ダッチワイフ事件』より)
http://d.hatena.ne.jp/ogura-osamu/20090324
さて、ぼくはこの『ラブドール』なるものに、何となく興味を抱いている。
正確にいうと『ラブドール』を使用する人に……である。
(ぼく自身が使用してもいいのだけど、一体60万くらいするそうなのでとてもじゃないけど…… レンタルもあるそうだけど、それはちょっとね)
人には、ひとり一人それぞれの性というものがあろう。
中には生身の人間よりも、2次元(漫画やアニメなど)の方がいいという人や『ラブドール』のような人形の方がいいという人もあろう。
お金を払っても女の子に相手をしてもらえない人もあろう。
あるいは、女房子供がいても、人形しか愛せない男もいるであろう。
現代社会は形容し難いような孤独な社会であり、寂しさのあまり心の中で声なき泣き声をあげている人も多かろう。
こんなストーリーはどうだ?
主人公は、結婚しているサラリーマン。妻とはここ数年SEXはない。
そんな彼には秘密があった。
別の場所に部屋を借り、そこに一体のラブドールがいる。
彼はそのラブドールのいる部屋に週何回か通い、ラブドールを愛する。
妻は夫が浮気をしているのではないかと疑う。
そして妻とラブドールと彼との三角関係がはじまる……
孤独と
寂しさと
愛の物語である。