巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

人生とは【生まれて死ぬまでの間


ときどき




【人生とは何か?】


【生きる意味とは何か?】




などと聞かれたりするのですよ。


その答えは、実にカンタンです。




【人生とは、生まれて死ぬまでの間である】


【生きることに、特別な意味は無い】



ということね。


もう少しくわしく言うと、動物に例えればわかりやすい。



人間以外の動物が何を考えて生きているかというと




【メシを食うこと】


【生殖活動】



たったそれだけ。


たったそれだけをより有利にしようとして、四苦八苦するわけだ。


四苦八苦とは仏教用語で、四苦とは



生老病死(しょうろうびょうし)】

これが四苦。


これに加えて


愛別離苦(あいべつりく)】
 愛するものとの別れる苦しみ


【怨憎会苦(おんぞうえく)】  憎いものと出会う苦しみ


【求不得苦(ぐふとくく)】  求めるものが得られない苦しみ


五陰盛苦(ごおんじょうく)】
 色、受、想、行、識、つまり肉体や精神が求めるものを得られないという想いの苦しみ




の四つの苦しみを合わせて四苦八苦というのです。

※四苦八苦だから、4+8=12苦ではない。じゃあただの【八苦】でいいじゃねえかと思うけどね。(笑)



つまりさあ。


人生が【生まれて死ぬまでの間】であるとすれば、だ。


生きている限り、四苦八苦するのは仕方がないとして、生きるということに対して、そんなに難しく考えることはないんじゃないの?


って言いたいわけですよ。



人生なんて、適当でいいんですよ。

適当にスルーして、適当に働いて、適当に楽しめば、それが一番。