ときどき
【人生とは何か?】
【生きる意味とは何か?】
などと聞かれたりするのですよ。
その答えは、実にカンタンです。
【人生とは、生まれて死ぬまでの間である】
【生きることに、特別な意味は無い】
ということね。
もう少しくわしく言うと、動物に例えればわかりやすい。
人間以外の動物が何を考えて生きているかというと
【メシを食うこと】
【生殖活動】
たったそれだけ。
たったそれだけをより有利にしようとして、四苦八苦するわけだ。
四苦八苦とは仏教用語で、四苦とは
【生老病死(しょうろうびょうし)】
これが四苦。
これに加えて
【愛別離苦(あいべつりく)】
愛するものとの別れる苦しみ
【怨憎会苦(おんぞうえく)】 憎いものと出会う苦しみ
【求不得苦(ぐふとくく)】 求めるものが得られない苦しみ
【五陰盛苦(ごおんじょうく)】
色、受、想、行、識、つまり肉体や精神が求めるものを得られないという想いの苦しみ
の四つの苦しみを合わせて四苦八苦というのです。
※四苦八苦だから、4+8=12苦ではない。じゃあただの【八苦】でいいじゃねえかと思うけどね。(笑)
つまりさあ。
人生が【生まれて死ぬまでの間】であるとすれば、だ。
生きている限り、四苦八苦するのは仕方がないとして、生きるということに対して、そんなに難しく考えることはないんじゃないの?
って言いたいわけですよ。
人生なんて、適当でいいんですよ。
適当にスルーして、適当に働いて、適当に楽しめば、それが一番。