そうそう、ぼくがかつて『宇宙人に連れ去られたことがある』というのを知っている人もいますよね?
あのときはつらかったなあ。
あと、ちょっと昔の話になるんですけど、
「このはしわたるべからず」
と書かれた橋がありまして、近所にこしゃまっくれた、小憎たらしくも小賢しい小僧がいたので
「お前、はしが渡れないなら真ん中を渡ってみろよ」
って嫌がるのを無理やり渡らせたことがあります。
いまでいうイジメですね。
イジメはダメですよ。
さてさて、その小僧さんは、無事に橋を渡りやがって、周りの大人たちが
「やった! この子はイジメに勝った!!」
とか言って大絶賛していたのを思い出します。
その小僧は一休とかいうヤツだったんですけど、その小賢しい小僧のマネをして、古くて壊れかけた橋を
「真ん中渡ればいいんだろ」
っとか言って渡ろうとしたら、真ん中が腐っていて、川に落ちて死んじゃった子もいたそうな。
一休さんが、渡っちゃいけない橋の真ん中を渡ったとき、周りの大人が大絶賛したのは、いくないと思います。
だから良い子は、へんなトンチとかせずに、素直になってくださいね。
まだ地球ができたばっかりのとき、木の上でのんびりしていたら、二匹の猿が木の実を食べようか迷っていたので
「この木の実を食べると、脳がスッキリして善悪の区別がつくようになるよ」
と、食べさせてあげたことがあります。
実際、スッキリしたらしくいままでボケ〜、としていたのが急に裸でいるのが恥ずかしくなったらしく、葉っぱで股間とか隠しだしたのを思い出します。
あの二人の名前はアダムとかイブとか言ってましたね。
聖書には、その実のことを「知識の木」とか「善悪を知る木」などと書かれております。
え? 本当の木の実ですか、一種の覚醒剤的な効果があった実ですよ。
彼等人類は、そのときから覚醒しちゃったんですねえ。
そのときから、衣服を着るようになったり、戦争をするようになったんです。
頭が良くなるというのも考えものですな。