ぼくは子どもの頃から虚弱で、よく正露丸のお世話になっていました。
いまの部屋の中にもありますよ。
ラッパのマークじゃないほうの、安い正露丸。
正露丸の効能って、お腹を壊したときに飲んだり、歯が痛いときに、正露丸自体を虫歯のところに詰めたりするそうな。
正露丸の『使用上の注意』にはこうあります。
● 劇薬成分が含まれているので,用法用量を必ず守ること
● 5才未満には禁忌
● 小児にはのどにつかえないように注意し,保護者の指導監督で服用のこと
● 「効能」以外の目的には絶対に使用しないこと
● 水または白湯で服用し,水や白湯なしでは絶対に服用しないこと
● 他の止瀉剤との併用は絶対しないこと
こんなに”絶対”が多いって、なんか怖くない?
これって、どうやら神経をマヒさせる効果はあるけど、食中毒の原因である細菌を殺す効果はないそうな……
じゃあなんで、下痢が止まるかというと、腸の動きをマヒさせることによって、下痢が止まるわけです。
神経がマヒするっていうことは、
一種の神経毒!
なるほど、神経がマヒするから、虫歯に詰めると痛みを感じなくなるわけですね。
なんでも、正露丸を飲んだために、入院という例もあるそうな。
さらに、正露丸を一瓶一気飲みして、自殺をはかる人もいるそうな。
そんなことを聞いちゃうと、正露丸を飲むのが怖くなってきた。(苦笑)
まあ、正しく使えば安全なんでしょうけどね。
さて、問題は、うちにある正露丸をどうするべきかということだな。
最近、買ったばかりで、ほとんど手付かずなのである。