巨椋修(おぐらおさむ)の新世界

作家・漫画家 巨椋修(おぐらおさむ)のブログ。連絡先は osaogu@yahoo.co.jp

フェミニズムは女を救わない気がする

わたしは自分のことを、フェミニストではないと思っているのですよ。


フェミニズムってのは、『女性主義』って意味でしょ。

ぼくは女性主義者じゃないもの。

男性主義者でもない。

また、男女平等主義者でもないな。


ぼくは強いて言うと、男女協調論者とでもいいましょうかね。

ま、そんなにカッコよくなくて、テキトーでいいと思ってます。


ぼくはよく言うんだけど、平等なんて本来は存在しないと思っている。


だからぼくは、男と女を差別も区別もするよ。

銭湯もトイレも男女別の方がいいもんねえ。








大体ね、フェミニストの主張って、実は女を低く見ることから始まっているのですよ。

いってみれば、『反男尊女卑』思想からはじまっているわけで、女性に優しいわけじゃない。

フェミニストにしても、ジェンダーフリーをのたまう人にしても、女性を小馬鹿にしているところがあるんじゃないかなあ。

なんとなくそんな気がする。



「所詮女には、大したこと出来ないから、ハンデつけてよ」



みたいな感じを受けちゃうんですよねえ。




フェミニストは女性の権利を主張するけど、あまり義務は主張しないでしょ。

義務を果たすって、一種誇りでもあるんです。

男の義務のひとつというか、誇りとするところに、理想として死んでも女子どもを守るってのがあります。

少なくとも、ぼくは女子どもを守るために体を張る覚悟をしてる。

そんなことを言っておきながら、実際は女に守られているなあってことは結構あるんですけどね。(笑)

いえ、すみません、その方が多いような気がする。





ジェンダーフリー教育の中で、

「男の子を『くん』、女の子を『さん』と区別して呼ぶのは差別なのでやめましょう」

っていうのがある。


現代の日本語では、『くん』より『さん』の方が尊称になり、女性を尊敬していることを現している言葉なんだけど、それは良くないっていうんですね。

本来、少なくとも日本男性は女性に敬意を現していたんだけど、それが、フェミニストジェンダーフリーの台頭で、なくなってきているのな。

「男の子も『さん』づけで呼びましょう。それが平等というものです」

まあ、いいんだけど、そこまで神経質にならんでもええんじゃないかと思ってしまいます。


あと、ぼくは、女性の社会進出って大賛成なのよ。

有能の女性はたくさんいるし、そんな女性は政界にも経済界にもどんどん進出してほしいと思ってる。

政治の世界なんて、選挙で議員が選ばれるんだから、半分くらい女性議員が選ばれてもおかしくないはずなんだよね。

それが極端に少ないということは、女性が女性を選ばないということでもある。


「それは、女性が差別されて選挙に出れなかったり、そういう教育を受けていないからです」


なんていわれそうだけど、男女の大学進学率なんて、変わらないわけで、政党だって女性の多くが女性議員に投票するなら、女性を選挙に出すよ。





おそらく……

だけどね。




女の敵は女




っていうのが、あるのかも知れませんねえ。(笑)



あと、フェミニズムとかも、迷惑しているのは、風俗の女の子だったりするんじゃないかな。

風俗の女の子なんて、遊ぶ金欲しさとか、留学の資金集めのためとかが目的で、昔みたいな苦界に落ちるってのはないんだから。

フェミニストのオバサンに

「あなたみたいな人がいるから、女性の地位が落ちるのよ〜ッ!」

なんて責められたりしてね。(笑)